豆ごはんとチェリーパイ
別府から頂いたり、収穫したりして持って帰ったものを、無駄にしてはなりません。でも、野菜などはすぐにもう傷んでしまいます。ほうれん草は、ゆでて食べて、残りは冷凍に。えんどう豆はまめご飯にしようと思ったら、もう夫がご飯を炊いてしまっていました。それも、親子どんぶりにしようと思って、と言います。私、北海道からも、いかの塩辛とか、いくらのしょうゆ漬けとか買って帰っていたので、それらをも食べるのを楽しみにしていたのに。どうして、こんなときに親子どんぶりなの?と思ったけれど、それは飲み込みました。
次の日の朝、冷えた白御飯のスイッチを入れて温めました。大体、彼は、御飯をたくさん炊きすぎるのです。それは、一度にたくさん炊いて、後は冷凍にしておくという、手抜きのためです。
むいたお豆さんを、かつおだしと強めの塩味で炊きました。煮すぎないように、さっとです。そして、御飯が温まったところで、豆を入れて、御飯にも少し塩を振って、そして混ぜました。そしたら、とってもおいしい豆御飯ができました。色も鮮やかです。お米と豆を一度に炊くよりも、色がきれいで、豆も新鮮で甘くって、これまで食べた豆御飯の中で、一番おいしくできたと思います。写真の右側のは、ふきのはっぱを煮たものです。これは、母が炊いてくれたのを頂いて帰りました。ふきの風味があって、豆御飯によく合いました。
うちの庭のさくらんぼもたくさん取って帰りました。そもそもは、生協で小さい鉢植えを二本買って植えたものです。これが、二階の屋根を越える巨木になって、何千個と実をつけるようになりました。夫が脚立に乗って取るのですが、とても取りきれず、後は鳥たちのえさにおいておきました。
そのさくらんぼも食べるのですが、もう、しんどくなって、どうしよう、捨てるのはもったいないし、でも、人にあげるほど立派でもないし。と、ふと思いついて、チェリーパイを作りました。
さくらんぼの種を手で取りました。
これをお砂糖で煮て、色止めにレモンを絞りました。市販のパイシートを切って、冷ましたさくらんぼとラムレーズンと、シナモンを少し振って、包み、表面に卵黄の溶いたのを塗って、オーブンで焼きました。全部で15個のパイができました。
これもおいしかったです。で、今日、クリニックに持っていって、スタッフにも食べてもらいました。まあまあ好評だったようです。
これで、後、残っているのは、大根と小松菜と甘夏になりました。今晩、大根はサラダにしましたが、まだ残っています。とにかく、無駄にしないように、頑張って食べます。そうしないと、バチが当たります。

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コメント
バチがあたる・・。小さい頃よく言われていました。
食べ物を大切にしなくてはいけませんね。
自給率が低い国にいるのに、ほんともったいないことです。
災害が起きたあの国に・・。何処でもドアで持っていってあげたいです。
投稿: はりこ | 2008年5月10日 (土) 07時35分
はりこさま
ありがとうございます。でも、私もバチがあたりそうなことをよくやっているので。自戒をこめて書いています。手作り、食べ物でも着るものでも小物でも、やっぱり素敵ですね。これからもよろしくお願いします。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年5月13日 (火) 14時23分