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共済組合について、どなたか教えてください。

 ここのところ、仕事もしながら、気合を入れてブログを書いていると、 やはり何だか疲れる。さまざま調べものもしなければならないので、寝る時間も少なくて。でも、ありがたいことに、私のブログのコメント欄にさまざまな人が意見を寄せてくださってそれが私への励ましになっている。行政の現場にいる方も、医療の現場にいる方からも。イギリスからもご意見を頂いて、本当に皆さん、ありがとう。感謝しています。私のこのブログの場が皆さんの意見の交換の場になれば幸いと思う。

 さて、これからの医療保険の財政をどうするかが問題になっているが、わたしははじめっから主張している。国家の財政の枠組みを根本から変えなければ、と。国民の命のためにお金を第一義に使うような仕組みにしなければ。イージス艦1隻を減らす、在日米軍のための思いやり予算も見直す、天下り役人や、国土交通省、道路特定財源、ガソリン税などの無駄遣いの排除など、捻出すべきところは沢山ある。

 それらをそのままにして国民に負担ばかりを押し付けようとするから、怒りを買うのだと思う。高齢者の方たちにあえて言いたい。山口二区の衆議院選挙で負けた自民党の幹部の方が言っていた。後期高齢者医療制度で、本来自民党の支持者であった高齢の方たちを怒らせたのが痛かった、と。そう、多くの高齢の方たちはこれまでひたすら自民党を支持し、投票をしてきたのではないか。そして、ここまで自民党を増長させ、完全に国民を馬鹿にした政治が出来上がってしまったではないか、と。

 もう、私はこの際、言いたいことを言ってしまおうと思う。

 厚生労働白書を読んでも、厚労省のホームページを読んでもどうしてもわからないことがある。どなたか、教えてほしい。厚労省のホットラインに電話をてもそれでもわからない。ちょっと待ってください、と、資料をあれこれ探していらっしゃる様で、さっぱり要領を得ない。

 後期高齢者医療の一割が高齢者の負担で、五割が税金で、そして四割が各健康保険で、受け持つと。

 この健康保険というのがわからない。

 白書にあるのは、図表4-4-2 都道府県単位を軸とする医療保険者の再編、統合

それと、図表4-4-3 医療費適正化に資する地域における取り組みと保険者の再編・統合

この二つの図表には【市町村国保】【政府管掌健保】【健保組合】の三つが出てくる。4-4-2では、それぞれの保険の説明も出ている。後期高齢者医療制度には、この保険から、計四割の負担金が出さされる。近い将来、結局、ここの負担も増大することが目に見えている。

 それはそうなのだが、ところで、共済組合はどこにいるのだろう。というのも、ある高齢の方から、共済年金からは、ぜんぜん天引きされていなかったよ、と聞いたからだ。年金の天引きというのは、国民年金だけからなのか。共済組合、共済年金は、国家公務員、地方公務員が加入する。一番お金持ちの組合といわれている。プール金も沢山あるらしい。後期高齢者医療制度を支える健康保険に国保、政管、組合の三つしか書かれていないのは、一体なぜなのか。

 公務員共済もこれに入っているのか。入っているのなら、この三つのどこに入っているのか。私は、何を見てもわからない。

 健康保険の一本化に一番反対しているのは、公務員共済だと言われている。私は、将来、健保は一本化すべきて考えているので、特にこれが気になって仕方がない。どうか、分かる人は教えてください。

広島ブログ

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コメント

先生のその疑問
私も感じておりました

”年金制度一本化”って言われて久しいけども
公務員共済だけは別格じゃった記憶が・・・・

それで・・・確かこの後期高齢者医療制度で健保加入者は保険料あがるって報道みました

う~~ん
高齢者だけでなく公務員じゃない人を痛めつける(公務員だけが特権階級)って制度がホンマなんかしら?!

・・・・と疑問ムクムクしてます

でもでも・・・・公務員や政治家さん意外のもんが疲弊したらば、彼らも最終的には困るんじゃないのがなぜわからないのか・・・とも。

昔からそれで国は滅んできたって歴史にはあるのに・・

不思議です

投稿: はるめ | 2008年5月18日 (日) 20時59分

すみません。共済組合については全くわかりませんが、国民の命のためにお金を第一に使う仕組みになれば、そのために税金が使われるなら、文句はないのです。必要のない道路はいらないし、イージス艦もいりません。
河野先生がブログで発信してくださるのは、本当に嬉しく思います。いろんな考えの方がおられるので、疲れると思います。(そんな中、わたしのブログにまで目を通していただいて恐縮です。)意見交換の場をありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

投稿: ウリ坊 | 2008年5月18日 (日) 22時16分

実は私、駆け出しの頃は共済組合の制度下にいました。勤務先の民営化以降、厚生年金+社会保険となったため、共催組合制度の内容はよくわかりません。せめて「辛口川柳」でお邪魔させてください。

「反省の ポーズ猿でも やってます」

広島ブログで訪問者NO.1の河野美代子先生、後期高齢者医療保険制度に怒りが収まらず、第2弾を掲載。内容は先生のブログに行けばすぐ解決するのであるが、そこへジャンプするまでに私の「辛口川柳」お読みいただきたい。

後期高齢者というネーミングはお年寄りを馬鹿にしたもので、後期=末期 の算式を批判するコメントが急に多くなってきている。この制度が自民・公明の安定多数(衆参両院とも与党が過半数以上)ならば、国民の話題にのぼることなく“あきらめ”で解決していただろう。しかし先の参院選で事情が変わった。ガソリン暫定税率だって同じことだ。

このことを踏まえて、後期高齢者医療保険制度についての見解を述べなければならないが、河野先生は自身のブログに書き込まれた内容に触れて、一つは同業の医療者らしい人の無知さ加減に辟易し、もう一つは後期高齢者の医療費を現役の世代が面倒見をしていると書いた若者の視野の狭さを嘆いているのだ。

私も既に現役は引退している“前期高齢者”(政府はこう呼ぶだろう)であるが、会社勤めをしているときは相当額の社会保険料を納め、その割には医療費として沢山給付してもらってはいなかった。しかし、高齢とともに医者通いも増えて、比例的に医療給付額も増えてきている。

つまり、現在の状態だけを捕らえてみれば、現役の負担に助けられているように見えるが、これまでの自身の負担を考えれば、決しておかしくないと思う。年金の仕組みだって同じではないか。政治の仕組みが時代送りの方法をとっただけであって、自分の責任は自分で取っていることに違いはない。

さて、このことで大いに反省しているという福田総理、公明の太田代表と話し合い基礎年金のみの生活者対策云々と言っているが、誰も頼みもしない高級道路やイージス艦、役人専用のあんま椅子を止めたら、全ての高齢者負担が楽にクリア出来るのではないかと思う。

反省のスタイルだけなら、周防猿ましの“猿”だって上手にやっている。

投稿: 升井 紘 | 2008年5月19日 (月) 18時45分

共済組合の件、仕事場で国からの通達など調べてみました。
先生のおっしゃるとおり、後期高齢者医療の負担については、共済組合の名前はでていませんが、保険者という表現を使っているので共済組合も入っていると解釈できます。

前期高齢者医療の支援について説明した表には、共済組合も書いてありました。
※この4月から65歳以上70歳未満の方も前期高齢者のグループに入れて、65歳から75歳未満までの医療費を保険者間で支え合うことになっています。
ただし、負担割合は70歳未満は今まで通りです。

保険者が国に納めなければならない、前期高齢者・後期高齢者の支援金は、1枚の納付書で納めるように届いていますので、共済も当然支援金を納めることになっていると私は思います。

共済年金から後期高齢者の保険料の天引きがないのは、共済の組織が国の所管ではないからではないでしょうか?

仕事が忙しく、じっくり調べることができなくて申し訳ありません。


投稿: いつも見ています | 2008年5月19日 (月) 22時39分

こんばんは!初めてメールします。日曜日に先生の講演を聴かせていただいたものです。私は、具体的なことはわかりませんが、行政に携わっている関係から後期高齢者医療の事務を少しだけ知っています。共済組合の年金を受けているかたの保険料は普通徴収といって各市区町村長がその方に納付書を送り、保険料を収める仕組みになるそうです。後期高齢者医療の保険料は年金の種類で優先順位があると聞いています。そして、厚生・国民年金の支給額が年間で18万円未満の方も年金から天引きされず、普通徴収になります。

投稿: マロン | 2008年5月20日 (火) 00時41分

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