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昨日の記事について。

 昨日の私のブログに、沢山のコメントを頂いた。個人的なものなのか否かはわからない。アップしようかどうしようか考えた。これは、私のブログほなのだから、コメントをアップするか否かは、私の自由だ。これまで、私は時間がかかっても、お一人づつのお返事をちゃんと書いてきた。でも、今回は、アップするけれど、お一人づつのお返事はやめようと思う。いかにひどいコメントであるかを皆さんにも呼んでいただいたほうがいいだろうと思ったから。

 私は、決していい加減な原稿か書かない。これは、原稿を書く者の常として、必ず根拠があるものを書くべきであるというう信念を持っているからだ。私も、昨日書いた、今後の高齢者の死に場所についての厚労省の人の数字を読んだとき、信じられなかった。これは、厚生労働省の老人保健課長が出した数字である。

 だから、私はずいぶん調べた。時間がかかった。

20080516152027 あこれは、ものすごい本だ。昨年の9月、まだ後期高齢者医療なんて、問題にもならないときに出された本だから、かなり無防備だ。隅から隅まで読んだ。これまで、いかにして医師を減らしてきたか。いかにして、入院のベットを、それも公立だけでなく、私立の病院をも、指導して減らしてきたかなどが、淡々と、いえ得々とと言った方がいいだろう、述べられている。この2900円の本には、CD-ROMの資料も付いている。それも見た。その上で、さらにネットでいろいろと探した。

厚労省が出した、世代別死亡者数の推移。これは、白書による。それから、死亡する場所の推移。これは、人口動態白書だ。さらに、ネットも沢山さまよった。「高齢者死亡場所」「厚生労働省老人保険課長」さらに「厚生労働省老人保健課長 死亡する場所」などと検索すると、いっぱい出てくる。これらから、根拠のある数字がやはり出てきたので、そこで昨日の記事を書いた。

 もう一度。私は、決していい加減な数字を出したはしない。それから、ずいぶん見当違いの攻撃もされているが、私は医師であって、政治家ではない、政治家になりそこねはしたが。さかのぼって、私は沢山の医療崩壊についての記事も、後期高齢者医療についても書いている。できれば、ご参照いただきたい。

広島ブログ

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コメント

こんにちは。昨日のコメントを読んで驚きました。
医療関係者と思える方のコメントにはがっかりさせられました。

医療費が1ヶ月でも500万円1000万円の高額になる例は非常に限られています。
末期医療で、最後の1週間にそんな高額な医療になるわけがないのは医療関係者ならご存じのはずです。

脳溢血や狭心症・心筋梗塞など緊急治療で1ヶ月500万を超える医療費がかかることはあります。
肝臓移植でも手術した月には600万円を超えるぐらいでしょうか。

公費医療制度についても、誤解があると思います。国や地方がすべて面倒みてくれているわけではありません。
自己負担3割分を公費医療が全額負担してくれるのではなく、保険優先と言って高額療養費自己負担限度額を超える部分は、医療保険が負担しています。
公費負担を計算するときには、所得の多い人でも一般所得者として計算することになっています。つまり公費側の負担が少なくなります。

そのため、今回、障害認定の方に後期高齢者への加入を強制した市町村がでて、問題になり指導がなされるようです。
後期高齢者であれば、外来で12000円まで市町村が負担し、残りは保険が負担することになるので市町村の負担が少なくすみます。

昔は、公費が患者負担部分をすべて払っていました。今は保険優先とされる公費がほとんどで、公の負担を少なくしています。

医療は聖域ではないと言いますが、必要なときに、良質な医療を受けられないような国でいいのでしょうか?
医院がサロン化しているとは思えませんが、もしもそうであれば、お年寄りの集まる場所を別につくればよいでしょうし、医療に無駄があれば当然省いて行くべきだと思います。

まず医療費削減ありきが問題なのだと思います。なにが何でも医療費を削るために、つじつま合わせを役人が机上でしたから、こんな変な制度になったのではないでしょうか?

今あわてて、経過措置の延長や、保険料減額の延長などと言っていますが、選挙が終われば、どんどんひどくしていくのは目に見えています。
年金のときと同じで、慣れてしまうのを待っているのでしょう。

医師会も、日本は医師が少ないですよとキャンペーンしていました。ある医師会のホームページでは、国の歳出にしめる医療費の割合について、日本はどうなのか他の国はどうなのか比較しながら現状を訴えていました。
でも昨日のコメントを見ると、お医者さんもいろいろな方がいらっしゃるようです。


お医者さんも、患者も一緒にこんな制度はおかしいと訴えていけたらいいと思います。


投稿: いつも見ています | 2008年5月17日 (土) 01時14分

高齢者医療が生産性向上に寄与しないというコメントにびっくりしました。

あまりに財務官僚と同じ理屈に抱腹絶倒しました。

高齢者がきちんと医療を介護をうけられてこそ、高齢者の家族も安心して働けます。

将来の安心があればこそ、消費も伸びます。

財務官僚なんて東大法学部を優秀な成績で出てもこんなこともわからない。経済が分かってないのは財務官僚です。目先の数字合わせだけで生きた経済を知らない。

こんな方々が独裁政治をしいていたからこそ日本はダメになったのです。
それでいて財務官僚は国土交通省の天下りなどを是正しろとはいわない。

戦後日本は官僚の独裁政治。

政権交代したら、財務省は解体すべし。

アメリカのように予算は議会で立案すべし。

志ある人は思想の左右問わず、財務省は国賊だというでしょう。

投稿: さとうしゅういち | 2008年5月17日 (土) 09時24分

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