私が居眠りをした理由-韓流ドラマにはまって。
今日は、一日中診療の後、子宮内膜症の講演を聞きに行った。とても強い月経痛、不妊を起こすこともあるこの病気は、なかなか厄介で、これに苦しんでいる女性たちはとても多い。私が医師になったころには、麻薬を使わなければならないくらい、ほかの治療法がなかった。ここに来て、次々と新しい薬が出てきた。その新薬についての講演だった。
ところが、講演が始まるとすぐに、こっくりこっくりと居眠りをしてしまった。だって、内膜症に関して、わかりきったこと、もう言い古されたことが延々と続くのだもの。不思議なことに、新らしいことに話が及ぶと、パチッと目が覚める。そして、メモをとりながら一生懸命に聞く。まあ、これまでの知識を整理するには役にたっただろうという講演だった。私も、講演の時には、人を眠らさないような、しっかり役にたつような講演をしたいとつくづく思った。だって、人の貴重なお時間を頂くのだもの。そのお時間を有益にして頂かないと、罰が当たる。
実は、居眠りをしたのには、理由があって。ちょっとここのところ、寝不足でくたびれている。
韓国語の先生から頂いたドラマのDVDを必死で見ているからだ。日曜の夜9時からBSでやっている、「ファン・ジニ」これにはまった。韓国の妓生の物語だ。身分制度が厳しい社会で、偏見と命をかけて戦いながら、芸をきわめていく女性の半世紀だ。今、BSで3回ほどやっているところだが、その全部24回分が手に入ったのだもの。
もう見始めたら、やめられない。月・火・水と連続で見た。月曜の夜から火曜の朝にかけて、朝6時まで。二時間だけ寝た。火曜の夜から水曜の朝にかけては朝5時まで。二時間だけ寝て、仕事に行った。もう、疲れて見られないかと思ったが、水曜の夜からまた見始めて、結局木曜日の昼12時半まで、まあ、一眠りもしないで、最後までぶっ通しで見続けた。木曜は休診で、夕方から会合が入っているだけだったからでもあるが。よくもまあ、自分でもあきれるくらいに、集中して見続けた。
全24巻。それだけの力のあるドラマだったから。もう、途中から悲しくて、悲しくて、夫と二人、大泣きしながら見続けた。夫なんて、声をあげて、しゃくりあげながら泣くのだもの。私も、ずっと泣いているものだから、目が腫れるのではないかと心配だった。タオルでしっかり目を冷やしたので、これは大丈夫。
本当に、久々に、「冬のソナタ」、「グリーンローズ」以来の徹夜の鑑賞であった。はあ、もう、くたびれた。まだ、これからいよいよ「砂時計」全22巻が待っている。ちょっと一休みをして、生活を正常に戻して、疲れを取ってからにしようと思う。韓国ドラマを見すぎて病気になったなんて、しゃれにならないから。それよりも、診療に差し支えがあっては、患者さんに申し訳ないので。ちょっとだけ、お休みをしましょう。
皆様にも、ぜひBSでの鑑賞をお勧めします。本当に面白い、感動の連続のドラマです。
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