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あれからそろそろ一年。今さらなのだけれど。

 今日は、私の診療はない日。朝からいろいろと忙しくした後、午後にぽかっと時間ができた。久しぶりにクリニックの近くのネットカフェに行った。パソコンを変えてからは、行く理由もなくなって、ご無沙汰していたのだ。何しろネットカフェのパソコンは早いので、それが便利だったから。でも、新しいパソコンは、それに負けないほど早く動いてくれるので。ただ、今日はちょっと居場所がなかったので。それに夜は今日は英会話の日。それまでの時間を過ごすために久々に行ったのだった。

 そして、受付で会員証をチェックされたとき、気期限切れだといわれた。有効期限は一年で、後は更新しなければならないと。そうか、もう一年なのだ。私がカフェネットに行き始めたのは、ちょうど昨年のこのころだ。早いものだ。

 内心選挙に出ることを決めて、でもまだ事務所もかりておらず、それでも代わりのドクターに来てもらって、私の居場所がなくなった。そこで、カフェであれこれ書き物などの仕事をしていたのだ。

 そして今日、たくさん頂いていたコメントのお返事を書いていて、昨日のことのように、思い出した。あの選挙戦の最中、テレビ局のインタビューがあった。さまざまな質問の後、突然、「この選挙は何選挙でしょうか。」と聞かれたのだ。うーん、頭の中がフル動員で。そして、すかさず私は答えた。

「いのちの分かれ目選挙。」と。「私たちの命を、私たちの力で守ることができるのか、それとも、彼らにどこかに持って行かれてしまうのか。それが問われている選挙です。」と続けた。

 それまでに、「医療や介護や福祉がどんどんと切り捨てられて行っている、国民の命がお金のあるなしで差をつけられている」と強く訴えていたから。その延長で「いのちの分かれ目選挙」ととっさに答えたのだが。事務所の中でそのインタビューを見守っていた人たちから、よく答えたとほめられたものだ。

 でも、それから一年。ここまで急速に医療が崩壊するとは、そのときにはまだ想像もできていなかった。庄原日赤でお産ができなくなった、あとは、大竹国立病院だ。でも、今のように、呉共済病院までとは思わなかった。後期高齢者医療制度なんて、ほとんど知らなかった。

 これは、いつまで言っても仕方がないことなのだが。もしも私が受かっていたなら。いままでここでこうしてブログを書きつづけているように、その日のことを毎日毎日人々に情報として送っていただろうと思う。国会の中で起こっていること。誰にあったか。どこのお役人に会ったら、こんなことを言われたとか。国会の場にもパソコンをもちこんででも、あれこれ書いて送っただろう。政治の世界のことを直に国民は知るべきだ。この前の選挙で受かった人は、その情報を送ってほしい。永田町で起こっていることを教えてほしい。マスコミというフィルターを通してではなく、議員の目から見た政治を。

 そんなことをしてくれない人たちの事が、私は多いに不満だ。少なくとも、後期高齢者医療のことを、こんな、もう始まるという時でなく、もっと早くに情報として与えてもらったなら、もっと声の上げようもあっただろうにと、そう思う。そんな仕事をしてくれない当選者のことが、とても残念なのだ。

広島ブログ

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コメント

 昨日の新聞に「健保6300億の赤字という見出し」
後期高齢者医療保険に拠出する負担額が増加したためだと。
前期高齢者向けの負担金も4000億の増加。
さらに政管健保の国保負担金減分農地750億を健保組合に負担を肩代わりさせる特例法案を今国会に提出しており、通れば赤字はさらに膨らむ、と。
組合員の負担が増える事は目に見えています。
国の方針が、これほど一人一人の国民に直結してくるとは。
毎日、目の離せない状況です。 
 子供たちの大好きな童話「スイミー」を思い出しました。
みんなで大きな魚になりましょう。そして、大きな声を出していきましょう。
河野先生、スイミーの目になってください。

投稿: ペア | 2008年4月23日 (水) 08時24分

ペアさま
いつもコメント、ありがとうございます。本当に、この制度は、国が(これも国民の税金なのですが)いかにお金を出さないで国民みんなに押し付けるか、そういう制度なのですが。どうも、マスコミなどの追求は、的を得ていないように思います。どうやって声を有効にするか、これはは選挙の時の一票の行使しかないように思います。この悔しい思いを忘れないようにしましょう。また、よろしくお願いします。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年4月23日 (水) 19時19分

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