今日は親ばかでした。
今日は、親バカをして来ました。昨夜、夫が朝5時半に起きないといけないよ、と言いました。式は10時からなんだから、それくらい早く出ないと、と。冗談じゃない、7時半に出れば大丈夫よ。と言ったのですが、結局6時に目覚ましを掛けて2時に寝ました。と、眠れません。あれ、眠れないわ。睡眠薬を飲もうか、と思ったのですが、そしたら起きられないと困ります。で、この前風邪を引いた時に飲んで残っていた、お湯に溶かして飲むタイプの風邪薬、これを飲むととても良く眠れるのですが、それを飲みました。そしたら、すぐに眠っていました。
朝、目覚ましで起きて寝覚めのコーヒー飲んでいたら、「そんなにのんびりしていたら早く起きた意味がないじゃないの」と、せかされます。遅く出てスピードを出して、事故でもおきたらいけんでしょう、遅刻してもいけんでしょう、と。やいのやいのととてもうるさくって。で、結局7時に家を出ました。出る時に、「おめでとうと言っておいて。」だそうです。そんなんだったら、一緒に行けばいいのにと思いました。
そうそう、手作りのコサージ、しっかり霧をふいて、ナイロン袋にいれて冷蔵庫に置いていたら、全くきれいなままでした。黒のスーツにとても良くにあったと思います。ちょっと得意でした。
途中二カ所のパーキングで休んで、ガムを買ったり、ドリンクを買って飲んだりのんびりしました。やはりちょっと眠かったりしたもので。でも、何とハングル講座を聴こうとして、間違って出たのが、もうずっと前にCDを買って聞いて、その時に論音されていた「あやのこうじきみまろ」のライブだったのです。聞いていたら、もうおかしくっておかしくって。けらけらと笑っていたら、眠けなんて、すっかり飛んで行ってしまいました。いいお天気だし、快適なドライブで、結局9時10分に会場についてしまいました。
卒業生の女性達は一人を除いてみんな袴姿です。私たちの頃は、着物姿は少しありましたが、袴はありませんでした。今、すっかり袴になっているのですね。一人だけ、チマチョゴリの女性がいました。ピンクと赤で、とっても美しかったです。でも、みんなが写真を撮っているのを見ていて気づいたのですが、袴姿とチマチョゴリの姿は、並んでみると本当にそっくりなのですね。両方とも、ウエストではなく、胸の下が切り替えになっているのです。そして、多くの人がご夫婦で出席されていました。やっぱり!
卒業式は、結構いいお話もあって、感動でした。特に理事長の「世界には、紛争や貧困で病気になったり障害を持った人が沢山います。その人たちの心に光りをあてて、世界を相手に活躍していただきたい」と、なかなかスケールの大きい言葉もありました。女性の学園長からは、スエーデン、デンマークの修学旅行に行った時、大変礼儀正しい学生達だと絶賛されたというお褒めの言葉もあったりして、保護者としてもうれしい物がありました。
式が済んで、お世話になった先生達に息子と二人で挨拶に行って、私はすぐに帰りました。卒業生たちは、まだ学校で用があり、夜は謝恩会などで忙しいのです。いつまでも親に関わってはいられません。息子は、このまま広島に帰ることもなく、東京に引っ越しです。そしていよいよ社会人としての生活が始まります。それじゃあね、頑張ってね、とだけ言って別れました。あっさりしたものです。
ほんの一時間ほどの式に出席しただけですが、私は多いに満足して帰りました。帰りもとてもいいお天気。車の中は暑くて、冷房が必要でした。また、つい眠気が来そうで、またまた「あやのこうじきみまろ」です。この人は、ほんとうにおかしい。ここまで年寄りをばかにして、その年寄りに人気があるのだから、不思議なものです。でも、私も含めて、当事者だから笑えるのですね。もっと若い人たちがこれを聞いて笑ったら、笑った人に対して、腹が立つでしょう。
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コメント
はじめまして。こちらへはyahoo検索(ブログ、中学校、学級)にてたどりつきました。
わたしは側弯症患者さん向けの情報を提供しているブログを作成しているものです。
いま、先天性側弯症患者さんに使用する新しい医療機器の国内認可を早めてもらうための嘆願運動をしております。同時に、思春期特発性側弯症の発症期にある小学校、中学校の皆さんへの「側弯症」という病気の啓蒙も含めて、運動への参加協力をお願いするために、このように皆様へのブログにコメントを記載させていただいております。お忙しいとは、存じますが、一度ブログ「側弯症ライブラリー」をご覧いただけますと幸いに存じます。 もしこのコメントがご迷惑でしたら削除ください。よろしくお願いいたします
投稿: august03 | 2008年3月17日 (月) 00時03分
短時間でありながら、しっかり「親ばか」をしてこられたこと。なんでもご自分の納得できるような生き方をされている河野さんに大拍手です。
ご子息も河野さんの、その思いをしっかり感じ取り、新たな社会人生活に向けて出発されることでしょう。
ご卒業、本当におめでとうございます!
投稿: eastwaterY | 2008年3月17日 (月) 05時38分
ご卒業おめでとうございます!
私も教員時代には、休みを取るのが難しく
学校行事全般の出席率がとても悪かったので
2年前の娘の卒業式には「これだけは!」
と無理をお願いして休みを取りました。
卒業式というのは、本当に感動的ですね!
立派に成人された息子さんならなおさら
これまでのいろいろな思い出が
甦ってこられたのではないでしょうか。
もう卒業式に出るのはこれが最後…と思うと
より一層感動的な式だったことと思います。
先生の母親としての
息子さんへの愛情が伝わってきました。
コサージも素敵ですね!
私はとっても不器用なのですが、
いつか手作りのコサージをつけて
娘達の卒業式に出たいなぁと思い始めています。
本当におめでごうございます!
投稿: セラピスト☆マリリン | 2008年3月17日 (月) 15時32分
august03さま
ブログ、拝見しました。ここからいくらかは見に行ってくださると良いのですが。
投稿: こうのみよこ | 2008年3月18日 (火) 03時31分
eastwaterYさま
お忙しい中、いつもコメントありがとうございます。いくつになっても子どもは子どもという、親ばかの典型のようで恥ずかしかったのですが。これで私も区切りがつきました。後は、息子達夫婦でしっかり生きて行ってもらいます。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年3月18日 (火) 03時39分
セラピスト☆マリリンさま
とても暖かいコメント、ありがとうございます。働いていて一番つらいのは、子どもの行事に参加出来ないことでした。寂しい思いもさせた事だと思います。今回は、私自身の為に参加したようなもので。でも、とっても良かったです。どうぞ、こけからもよろしくお願いします。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年3月18日 (火) 03時43分