開業医はなぜ風邪をひかないのか
久々の風邪引きでしんどかったけれど、さほどひどくならないで、もう生活は全然つらくなく、食欲もすっかり戻った。もう少し鼻水と鼻づまりがあって鼻声だ。たいして悪くならなくて良かった。
一昨日のブログでちょっと書いたけれど、風邪だと思ったら、私は昼間は漢方の風邪薬を飲む。夜は寝る前にビタミンC入りの溶かして飲むタイプの薬を、熱いお湯で溶かして飲む。そしたら、ぐっすり眠れて、朝すごく楽になっている。これが好きで、病院で処方する薬よりも良く効くと思うのだけれど。だから、患者さんには時々、うちで出す薬より薬局で○○を買って飲んだ方がいいと思うと教えてあげる。でも、、、そのくすりの名前を出してはいけないのだそうだから、それがザンネンだ。
私が熱を出したのは、9年前。インフルエンザにかかった時。その時に高熱でまいって、それからは自分もインフルエンザワクチンを打つようにしている。その後、ひどいリウマチになったり、サルコイドーシスという変な病気になったり、転んで肩の骨が折れたりしたけれど、熱が出たことはない。日常は、本当に健康で元気に生活が出来ている。
そもそも、医者は多くの病気の人に接触するのに、どうしてあまり病気にならないのだろうか。昔、「開業医はなぜ風邪をひかないのか」というタイトルの論文を読んだことがある。それは、やはり病気の人にちょっとずつちょっとずつ接触することで、免疫を獲得するからであろうということであった。
医療関係者の例えば針刺し事故などによる感染は起こりうることではある。だから、もし事故が起きた時のマニュアルなどが作られて、感染を食い止めようとする努力はするようにはなっている。でも、医療関係者は医療を志した時から、ある程度、病気の人に接する仕事であるという心づもりはしっかり持たないといけない。
私はB型肝炎の予防接種だけは勤務医の時にしたけれど、後は本当に無防備だ。それでもとても健康で、ありがたいことで。だからこそ、少々の風邪でも、結構響いてしまったのだと思う。あさってから、講演のラッシュが続く。よいコンディションでしっかりお話が出来るように、心がけなければ。
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コメント
> 医療関係者は医療を志した時から、ある程度、病気の人に接する仕事であるという心づもりはしっかり持たないといけない。
覚悟は必要ですね。
私も、クリニックに勤めていた頃は半袖で外の雪かきをしていましたが、風邪とは無縁でした。
投稿: みほ | 2008年2月14日 (木) 11時27分
みほさま
そうですか。半袖で雪かきね。医療関係者は、防衛もしつつ、やはり病んでいる人には、いつも献身的でありたいですね。コメントありがとうございました。また、いつか時々は寄ってくださいね。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年2月15日 (金) 01時57分
河野先生、
前々回、難しいことメールを送ってしまい、申し訳ありませんでした。今は、自分を治すことが先なのかもしれません。こんな風に、いつもすぐに自分で答えを出そう出そうとしてしまいます。
投稿: みほ | 2008年2月15日 (金) 21時09分
みほさま
いつか、個メールでお返事をと思いながら、つい遅くなってしまいました。ごめんなさい。私、学生時代も含めてこれまで一度もラットやネズミなどの実験はしたことはありませんよ。研究室のどこかで、必要な時にしているのでしょうが、みんながしなければならない事ではありません。それよりも、医師というのは、患者さんの人生に関わってしまうこともあります。そんな時、自分自身が健康な心を持っていないと、自分がつぶれそうになることがあります。私がお寺に行き続けているのも、そういう面もあるからなのです。だからなによりも必要なのは、あなた自身がしっかりとした人生を歩むこと。早くそうなること。その上での目標ではないかと思います。お返事遅くなって本当にすみません。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年2月18日 (月) 02時14分
河野先生、
お忙しい中、お返事くださり、本当に、本当に、ありがとうございます。
返事は送っていただけなくても、それが答えなのかもしれないと思ったりしていました。
適切な言葉が浮かばないのですが、がんばります、でしょうか。
ありがとうございます。
投稿: みほ | 2008年2月18日 (月) 14時03分