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廿日市の方達に謝罪

 私は以前「行政による健康診断」についてこのブログでお話した(10月23日、24日)。職場などで健診を受ける機会がない人には、行政が責任を持って住民健診をするようになっている、と。その広報が不十分だと、住民の多くがそのことを知らないままでいることになってしまうと。結果、住民健診を受ける人は少なくて、行政の予算も少ししか組まれない。もっと、ちゃんと行政のすることにウオッチングをして。などと述べた。

 行政のお金で安くに健診を受けることができる。これは、当然のことと私は思っていた。ところが、大きな間違いをしてしまった。

 広島市は、いつでも希望の産婦人科に行けば、1000円の自己負担で、広島市の行政の子宮頸癌の検診を受けることができる。だから、「安く」検診出来る。もし、行政による検診ではなく、健康保険を使えば(健康保険では、原則検診は出来ないことになっているが、子宮膣部びらんとか、お年の方だったら萎縮性膣炎とかの病名がつけば、癌検診は保険でできる。だから、どこの産婦人科でも、これらの病名で癌検診をしている。)初診料も含めて、3割負担で約1900円だ。1900円かかるところが、1000円で。もし、日頃その産婦人科に行っていて、保険で検診をするなら、初診ではなく再診料になるので、約1600円でできる。まだ、行政のほうが安い。

 もし子宮体癌検診も必要で、頸癌と一緒にうけたら、広島市では自己負担は1800円になる。保険だと、初診で3440円。再診だと2850円の自己負担で。

 要するに、広島市だと、1000円で頸癌の検診が。1800円で頸癌と体癌の検診が受けられる。

 だから私は、「市のお金を使って安く受けられるのだから、ちゃんと利用しなさい」と言ったつもりだった。廿日市の人にも。

 ところが、先日廿日市の友人の産婦人科に診療に行ったとき、びっくりしてひっくり返りそうになった。廿日市市の負担での検診を受けに来た人がいた。その自己負担が頸癌の検診で2500円だった。体癌も一緒だと、3500円なのだそうだ。何と、保険でやったほうが安い。これでは、市の負担の検診を受けない方がいい。わざわざ高いお金を出して受けなくとも、自分の保険で受けた方がいい。何のための住民検診なのだろうか。

 例えば乳ガン検診など、もっといろいろと調べてお伝えしたいことは沢山ある。でも、私の居住地ではないので、これ以上あれこれ悪口を言うことはしない。が、すくなくとも、廿日市市の方、住民検診として産婦人科で子宮癌検診を受けるのはお勧め出来ない。私は前のブログで勧めてしまったから、ここで取り消して、心から謝罪をする。

 引き続き、住民の福利厚生が一体どうなっているのかということは、他の地域と比較してのウォッチングが必要ですよ、とだけお伝えしたい。

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