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脳梗塞の治療と筑紫哲也さんに感動

 家にいる間はテレビをつけている。ニュースとドキュメントを見たい。特に、今のような自民・民主の大連立なんて茶番劇が起こると、どうなっているのか知りたい。特に、昼間は見ることが出来ないので、一日の総括みたいに、夜チャンネルを変えながら、次々とニュースを見る。

 しかし、昨夜は少し違った。テレビ朝日の報道ステーションを見ていたのが、ひょいとチャンネルを回してそのまま見続けた。本当に感動した番組の報告を。一つは、夜10時からのNHKスペシャル、「脳梗塞の新治療」について。まあ、本当に驚いた。普通、悩の細胞は一旦死ぬと戻らないとされてきた。三時間も血流が遮断されると、脳の細胞は死ぬ、そこが司った機能ももう戻らないと。リハビリはあくまでも死んだ機能を他で代替させる訓練である。

 それなのに、脳の細胞を生き返らせる治療が行われつつある。まだ治験の段階だが、その効果に、本当にびっくりした。本人の骨髄液を採取、培養して細胞を増やし、それを点滴で血管内に戻す。治療はそれだけだ。

 脳梗塞から二ヶ月。すっかり左半身が麻痺した男性の脳は、治療の5時間後のMRIで、死んだとされる部分がうんと縮小し、指がその翌日から動き出した。上がらなかった腕も上がるようになり、次々と機能を取り戻して行く。左に倒れて歩けなかったのが、日と共に、スイスイとまっすぐ歩け、坂道も、登りも下りも平気で歩くことができるようになった。

 そればかりか、心筋梗塞で死んだ心臓の細胞も、同じ治療で再起する。心筋梗塞で壊死した心筋が再生する。死にそうになった人がサッカーまでしている。これは、ドイツでの治療だが、脳梗塞は札幌の大学病院での治験だ。まだまだ治験は続くようだが、早く、全国でこのような治療がされるようになって欲しいと、感動の中で思った。

 もう一つ。報道ステーションが見られなかったので、これは必ず見ようと「筑紫哲也NEWS23」のチャンネルを出して、これもびっくりした。筑紫哲也さんの顔がいきなりアップだもの。「もう少し、療養をしたかったのですが、そうも言っておられない状況になりました。」と、大連立の状況にじっとしておられず、出て来たと言われた。

 私の選挙の時、筑紫さんに来てもらいたいと、人を通じ手紙を書き、さあ、お返事は、と待っていたら、いきなり「肺癌で治療をします。また、必ず戻って来ます」」と宣言されて、びっくりした。その後なかなか戻って来られない。筑紫さんの後任が決まったという記事も見て、状態がお悪いのかしら、と、心配していた。が、そうやつれていらっしゃらないお顔を見て、本当にうれしかったし、感動した。やはりこの方の一言、一言には重みがある。どうぞ、ご無理をなさらない範囲で、これからもお顔を見せてくださいね、と、一人ごとだ。

 それにしても、大連立。うまく行かなかったようだけれど、まあ、私から見ると自民も民主も同じ穴のムジナ。民主には、自民の中道よりももっと過激な右派がいるのだもの。そんなみんなが仲良くやりましょうというのが、そもそも無理な話だ。でも、今回の出来事は、完全に自民党を救ったね、これで自民は衆議院選も安泰だろう、そう思う。

 

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コメント

そうですか、人間の体ってまだ解明されてないことがたくさんあって、医学は日々進歩しているんですね。
でも、私が患っている脳脊髄液減少症はなかなか解明が進みません。
厚生労働省が発足させた研究班には脳脊髄液減少症患者を診たことのない医師が反対派として加わっているとか、脳脊髄液減少症という病気を国が認めてしまうと保険会社が困るので精神疾患として闇に葬ろうとしているとか・・・
そんな嫌な話をネットの中でよく目にします。
多くの情報があるので何が本当で何が嘘なのか、私には判断する術もなく延々と自宅療養を続けているのですが・・・。
来週、検査入院をしてきます。
結果次第では3度目の治療が必要なんですが、厚生労働省の圧力により治療がストップしているらしいので、どうなるのか不安です。
2度の治療ですごくゆっくりではあるけれど、確実に回復してきているのに治療してもらえないなんて・・・。
本当に保険会社と政治の癒着が原因なら、日本中で多くの働き手を潰してしまう状況がこれからも続くのかも知れません。

投稿: アクビちゃん | 2007年11月 6日 (火) 13時46分

病気の治療の番組を見ていたら、ほんの少し前はSFの世界だったようなことが、現実に起きていますよね。保険の適用になるまでにはまだまだでしょうが、
期待を持てるという気持ちになれます。
その反面、薬害のように外国で使用禁止になったクスリを平然と使っている。世界のどこかで使用中止になたらすぐに使用禁止にする法律を作るべきだと思います。

今の民主と自民が二大政党となるのは、とても危険に感じます。政治思想とか信念じゃなく集まっているようですから。
私には、マスコミや政治家が小沢に期待する理由がわかりません。利権と金権しかないような人に。

投稿: やんじ | 2007年11月 6日 (火) 17時01分

 講演会の件、本当にお忙しい中、有り難うございます。またまた、ハードスケジュール。少しでも多くの方に河野さんの話を聞いてもらえるようがんばります。次の目標は、子供たちに直接伝える事なのですが、実現できるかどうか…。
 確かに、近年の医療技術の発達は素晴らしい。かつては、想像すら出来なかった事まで、可能になりつつありますね。技術が進歩し、物質的に豊かになるとともに、私たちの心もあたたかく、豊かになってゆくよう願います。PTAの役に就いて以来、今の子供たちの夢のなさ、感動のなさが気になります。それは、そのまま私たち大人の現状なのでしょう。まずは私たち大人が頑張らなければ。

投稿: いっちゃん | 2007年11月 6日 (火) 21時30分

アクビちゃんさま
そうですか。とてもしんどいですね。純粋に医学的に病気の解明と治療法の研究だけでなく、委員会に意図を持った人が入っていると、患者さんにとって不幸なことになってしまいます。アクビちゃんさま、少うしずつでも、良くなっているとのこと。どうぞ、検査入院の時に、積極的に治療をして欲しいと、訴えてくださいね。ちょっとずつでも改善すると、全快に希望を持てますもの。いつも、オフ会などで浮かれていると、アクビちゃん様を思います。いつか、お近くでミニオフ会でもしたいと思っています。いつか、お会いしましょうね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年11月 7日 (水) 00時49分

やんじさま
いつか、きっと再放送があると思いますので、ぜひ見てくださいね。知っておくのも大切なこと。私は、もし脳卒中でたおれたら、何とか札幌に送ってね、ともう頼みました。もちろん、治験を引き受けてくれたら、の話ですが。政局は、なにをかいわんや、です。これで、自民がうんと強くなりましたね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年11月 7日 (水) 00時56分

いっちゃんさま
講演会の実現、本当にありがとうございます。張り切ってお話します。保護者の方達に聞いて戴いたら、性教育の大切さ我、きっと分かって戴けると思っています。たいせつなのは、保護者が分かることよりも、子どもたち自身にどうメッセージを送れるか、なのですね。それまでもどうぞよろしくお願いします。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年11月 7日 (水) 00時59分

 我が家の妻も脳梗塞三回目で今は意識も無い感じで
やがて二年に成ろうとしています。先生のおしゃった治療が早く何処でも出来ると良いですね。
もし気がついて、目が覚めたらと、毎日声掛け、マッサージ、リンパマッサージ清拭などをしながら、孫たちの写真を見せながら(多分わかっていてくれると思って)頑張っています。先月は1ヶ月自宅介護をやってみましたがやっぱり表情がよかった感じです。又春に成り暖かくなって自宅介護をしてみようと思います。
苦しい病気になってもう14年なんとか頑張ってほしい(本人には頑張ってるのでいえないけど)
又nextオフ会でウサを聞いて下さい。楽しみにしています。先生も過労には充分気をつけられて

投稿: yoshijii | 2007年11月15日 (木) 18時52分

yoshijiiさま
本当に大変でいらっしゃいますね。でも、医学は急速に進歩しています。いつの日か、奥様もきっと新しい治療が受けられる時が来ると思います。それまで、どうぞ、お二人で生き抜いて下さいませ。寒くなります。どうぞ、お疲れが出ません様に。いつか、お会いしたいですね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年11月17日 (土) 21時09分

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