ダイエットが終わって
今日の夕飯で一週間ダイエット終了。今朝の体重測定で丁度二キログラム減。今日の分があるので、明日の朝は、もう少し下がっているだろう。明日のドックに向けて、大成功だった。明日からは、もう、好きな物を食べる。でも、量を考えて、リバウンドしないように。
年がかさむと、本当に新陳代謝が下がる。そんなに食べていなくとも、どうも体重が増えてしまう。でも、昨日読んだ週刊誌の記事には、少しメタ(ボリックシンドローム)が一番長生きする、と書いてあった。私も、常々言っている。人間少々は予備力がいるの。だって、癌で亡くなる方の多くは、餓死だもの。少々食べられなくっても、予備の蓄えがあると、その蓄えで生きることができる。
私は、昔はやせていた。二人の子を産んだ後、夫が大病をした時など43キロしかなかったもの。それに、勤務医の激務。ちょっと難産があると、すぐに胃が痛くなって苦しんだ。検査の度に多発性の胃潰瘍で、本当に胃の粘膜は穴だらけだった。でも、ある時から「ヘリコバクターピロリ」というものが注目された。胃の中に住みつく菌で、自分でアルカリを出すことで、強烈な胃酸を中和し、生き続けることができる。この菌を発見したドクターは、ノーベル医学賞をもらった。この菌が胃潰瘍を、また、胃癌を引き起こす、と。そして、このピロリの検査が出来るようになって、うんと初期の時に、胃カメラで検査をしてもらったら、即、強陽性だと。そして未だ治療法も確立しない、だから当然薬も保険が利かない時、治療をした。
そしたら、それでぴたりと胃の痛みが治まった。食べても痛くない。それまでは、本当に痛かったから。食べると程なく痛む。空腹だとまた痛む。痛い胃を抱えて眠れない夜を悶々としたりもした。10年ぶりにトンカツをおそるおそる食べたら、それでも痛くなかった。夜、ラーメンを食べても、痛くない。すっかり食べることが楽しくなった。
当然、体重は増える。でも、体重が増えると、それまで悩んでいた低血圧が良くなった。高血圧ではなく、普通の血圧になった。そしたら、体がすごく楽になった。特に朝起きるのがとてもつらくて、朝ご飯を作る包丁がぽろりと落ちたりもしていたし、午前中体がだるかったのが、すっかり大丈夫になった。自覚症状は、今が一番楽なのだ。「からだ」はつらい物と思っていたのがこんなに楽なのだと分かった。だから、今一番楽なのよ。楽なのがいいよ、と、いつもいつも「腹筋をしろ、腹をひっこめろ」という連れ合いにも言っていたのだが。
でも、しばらく自分で検査をしていないのだが、きっとコレステロールは高いだろう。これは、女性の宿命だから。コレステロールのクスリを飲みなさい、メタボだから、栄養士の指導を受けて下さい、と言われる可能性は多いにある。それがいやだから。そんな、検査の為に急に一時的にダイエットをしてどうするの。そのまま、あるがままの検査をしてもらわないと、と、何人もの人に言われたが、それでもいいの。それでも、検査で良くない結果より、良い結果の方がいいの。それを維持すればいいのだから。さあ、明日は張り切って検査を受けますよ!!
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