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生理痛を我慢させないで

 私のクリニックには、土曜日になるとよく救急車が来る。土曜日は大きな病院はほとんど休診で、うちは土曜日も夕方までやっているので、運び易いのだと思う。でも、そのほとんどは腹痛で、それも圧倒的に生理痛だ。生理痛で、息も絶え絶えに、血圧も下がって、まるで子宮外妊娠のようになって担ぎ込まれて来る女性もいる。

 お薬は?と私は尋ねる。そして飲んでいない人には一応アレルギーの有無を聞いた上で、鎮痛剤を飲ませる。ほとんどの生理痛は鎮痛剤でけろりと治まる。すでに飲んでいる人には、(痛み止めを飲んだけれど、効くまで我慢できなくて救急車を呼ぶみたいだ)しばらくベットで寝ていてもらう。そのうち、飲んでいた薬が効いて楽になる。これからは、早めに飲むこと。ひどくなる前に、と私は言う。

 もちろん、超音波や血液の検査もするけれど、ほとんどは何も異常はない。

 ホルモンが成熟して、ちゃんとした排卵のある、量もしっかりある月経があるようになると、86%の女性にとても強い痛みが起こるようになる。それは、初めての出産をするまで続く。子宮の首の部分はとても細く、鉛筆の芯くらいしかない。そこを通る時の痛みと、水であれば、すっと通るだろうが、粘っこい血液だから、なかなか出られない。と、子宮が収縮して押し出そうとする。子宮の収縮は、出産の時の陣痛と同じだから、ひっくり返るほど痛い。そして、月経痛は、我慢すればするほど強くなる。子宮を収縮させ、胃や腸も収縮させて、下痢をしたり吐いたりさせるプロスタグランディンという物質の影響だ。

 痛みを感じはじめたら、さっさと痛み止めを飲んで、楽に過ごす事。毎月ある月経をいかに耐えるかではなく、いかに「快適にすごすか」と発想しなければ。

 でも、どうした事か、こと月経痛については「痛み止めは飲んではいけません」と広く言われている。のんだらくせになるとか、そのうち効かなくなる、とか、ひどいのになると、「薬のせいで不妊症になる」だとか、奇形児がうまれる、とか。ずいぶん脅されて、若い子達がうんうんと我慢をしている。

 鎮痛剤をのんでも効かないほどの痛みであれば、どうぞ、一度は産婦人科に行ってみてもらって欲しい。効くようなら、それを続けていい。また、現代では、低用量ピルが月経痛をとても楽にさせるし、量もへらしたり、規則的になったりするので、避妊目的ではなく、その為に内服する人も沢山いる。でも、これまた、大人達が、「ピルなんて、飲んではいけません。」とやめさせたりしている。特に、子宮内膜症がある人などは、これでとても救われるのに。それに、受験生などは、試験日を避けるのにも早くから対処すれば低用量ピルが有効なのだけれど。

 どうして、人々は、女性のつらいのを我慢させるのだろうか。ひどい頭痛の人は、せっせと頭痛薬を飲んでいるにもかかわらず。若い女性には薬を飲まずに我慢せよ、と言う。

 少なくとも、救急車で運ばなければならないほど苦しむ女性に、薬は害、我慢せよ、等と言ってはいけない。こんな話を講演ですると、大人の人たちはびっくりする。そして、若い子たちは、「我慢しなくていいと言ってもらってうれしかった」と言う。

 これからも、診療の場で気づいたことを時々お話しますね。この場での皆様への性教育です。次回は男性の性器、ペニスについてお話します。

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コメント

娘たちも生理が始まり、ときどき 生理痛に悩まされています。
身長も体重も大人並の体をしていますが、中学生なので、市販のお薬は、15歳以上となっているため、小中学生用のものを 買ってみました。が、効かないときもあるようです。大人用のは やっぱり使わない方がいいのでしょうか?

常用しないほうがいいのか と思っていたので、先生のお話で安心しました。
苦痛を我慢しないで、しんどい時には 上手に使っていけばいいのですね。

投稿: チェリー | 2007年9月 2日 (日) 23時22分

貴重な情報をありがとうございます。
私は,月経痛は毎回ありますが(1日目~2日目にかけて断続的にある,最後5日目くらいに最後の月経痛があって,7日で月経が終わる),さほどひどくなくて,あまりじっとして痛いことを考えすぎない方がいいので,薬を飲まずにやれています。
ただ,食生活は変わりないのに,下痢っぽくなりやすいのはあって,どうしてかなと思っていました。プロスタグランディンという物質の影響なんですね。

私は鉄欠乏性貧血で,頻発月経と多少,過多月経のために,貧血になっていましたが,どのくらいが「多い」とされる経血量か知らずに長年放って,内科で鉄剤を補給してもらっても,しばらくすると貧血に逆戻りして,何が原因かわからずにいました。
先生に処方していただいたピルを飲み続けて,貧血を治すことができましたし,月経周期もぎりぎり25日を維持し,経血量も減らすことができました。
「ピルは太る」とか言われたこともありましたが,そんなことはなくて,正しく処方してもらい,経過観察をきちんとすると,ピルで随分身体が楽になれるものです。

ただ,最近,食生活も睡眠も気をつけているのですが,献血の血液検査で「貧血の値なのでお医者に・・・」と言われてしまい,時期を見てまた先生のお世話になろうと思っています。

また,今日のように色々お声を発信してください!

投稿: ちぼり | 2007年9月 2日 (日) 23時29分

迷信というやつですね。
私は思うに迷信というやつはなぜかとくに若い女性を抑圧するようにできていますね。なんなんだと腹がたつこと多いです。

去年、「纏足」という映画を見てぎょえーと思いました。

迷信で苦しみがないように、医師の役割は大事だと思います!

投稿: さとうしゅういち | 2007年9月 2日 (日) 23時30分

私自身の生理痛はほとんどないのですが、
アロマトリートメントを
時々させていただくようになってから、
生理痛に悩む女性がこんなにも多いのだと
今になって痛感させられています。

今度から、痛みに耐えるのではなくて
産婦人科でちゃんと相談することや
薬に偏見を持たないでいいことなど
自信を持ってお伝えすることができます。

貴重な情報をありがとうございました!

投稿: セラピスト☆マリリン | 2007年9月 3日 (月) 00時26分

ありがとうございました。女性の身体のことについて、男性もちゃんと知っておくのは大切だと思います。今日の先生の「講義」は、私にとってとても有意義でした。

投稿: 六郎 | 2007年9月 3日 (月) 02時39分

私も、
「薬なんて飲んでたら、そのうち効かなくなるよ。病気じゃないんだから・・・。大げさな。」
とか言われて、ずいぶん我慢していました。
「女だからしょうがないのよ。いちいち寝込んでなんかいられないでしょ?」とも。

あの痛みにはどうも個人差があるようですね。
痛みや不快感のない方や、軽く済む人は、
どうも、その辺りの想像力が働かないみたいで、
「サボってんじゃないの?私たちだってがんばってるのに」と、影でコソコソ・・・。

OL時代の給湯室でのおしゃべりに、よくそういうのが出てきて、
「ああ、女の敵はいまだに女なのか・・・」と
ユーウツになったものでした。

先日先生に診て頂き、幸いなんでもなかったですが、
これからは痛かったらちゃんと薬を飲んで休んでおこうと心に決めました!
これからは・・・と言っても、
あとそんなに長いことはないんでしょうが(^^;)
そうなればそうなったで、いろいろ不調を感じることが多くなりますね。
また「年なんだからしょうがないよ。みんなそうなんだから」と言われる訳ですが、
爽やかに過ごせればそれに越したことがないと思うのですが、
そういうのも「ラクしようとし過ぎ」なんでしょうか。

一年に二度ほど、父親と息子はキャンプに出掛けます。
いつも私の生理の時期と重なり、屋外で長時間過ごすのはちょっとキツイので、
私はお留守番。
(他の家族との合同なので、私の体調でスケジュールを変更するわけにもいかないのです)
子どもの、自然の中で元気に遊ぶ様子を見ることが出来ず、
とても寂しい想いをしてきました。
「なんで、お母さんは一緒に行かないの?」と毎回訊ねられるので、
この機会にと、女の人の体の仕組みについて、
彼がわかる程度に説明しました。・・はじめての性教育?
すると「そうか、お母さん大変だったんだね。で、それって一生続くの?」
というので、
「いや・・ええと、お母さんの場合はそろそろ終わりかな。」
と答えたら、
「やったー!じゃ、来年からのキャンプはずっと一緒だね」
と大喜び。

・・・。
なんか、嬉しいようなさびしいような不思議な気分です。
長々と失礼致しました。

投稿: Hoch | 2007年9月 3日 (月) 06時59分

初コメントです。

私は先生に低用量ピルをいただくようになって
5年以上になりますが
生理痛に悩まされることがあります。
でも「これ以上薬を飲みたくない」と思い
痛み止めを飲めません。

思えば
「女なんだから
 これ位の痛みは耐えなさい」という言葉や
「私のほうが
 もっとひどいわよ」とか
そんな言葉を多く投げかけられていたように
思います。
特に母や祖母には
苦痛を訴えても
「私のほうが
 いかにひどかったか」という話を
延々とされて
しまいには「辛抱が足りない」と
怒られることが多かったので
それがまだ心に引っかかっているのかも。

投稿: 海 | 2007年9月 3日 (月) 07時42分

私の場合は初めから生理痛に悩むことはなかったのですが、ストレスのために永年生理がなくなり、不妊症に悩んだ経験があります。今日のブログを読んで、生理痛にもジェンダーが関係していると思いました。①女性が我慢することに慣らされて、あるいは我慢をするように育てられて、自分の思いを伝えられない、②女性自身の学習不足、あるいは学習機会がなかった、ということではないでしょうか?私の場合もあまりにも我慢をしすぎたことと周囲に遠慮をしすぎたことによるストレスだったと、今は思います。そのときには気づきませんでした。これは生理痛の人の場合も同じだと思います。職場環境や雰囲気で休暇をとることを言い出せないこと、もう一つは男性が女性の生理機能を知らないこと。こうなってくると絶対に「正しい性教育、必要とされる性教育」を行うことが求められます。学習不足についても私自身が「結婚」「家庭を築くとはどういうことか?」を深く考えたり、学ばないで早く結婚してしまったことにあります。生理痛で悩んででいる人も、自分の体は自分で守るという気持ちを持って学び、自ら解決方法を見つけていくことも必要です。そのときに日頃からの人とのコミュニケーションが実を結ぶと思います。生理痛のことをよく知らないで生意気なことを書いていまい、申し訳ありません。

投稿: eastwaterY | 2007年9月 3日 (月) 09時55分

先日、ものすごいめまいに突然襲われて、体調もすぐれず、頭痛もすごくって、婦人科に駆け込みお薬をだしてもらったらウソみたいにすっきり治りました。
ホルモンバランスが崩れてたみたいです。女性の体ってホルモンにより影響が大きいですよね。めまい=耳鼻科と疑う前にとりあえず婦人科の先生に相談してよかったぁと思う出来事でした。
あ、全然生理痛のはなしじゃなかった・・・。私は4キロ越えの娘を生んで以来月経量が多いので、量を減らして生理痛の軽減のためにピルのお世話になってますよ。(ま、これをちゃんと正しく飲まないからめまいにつながったんですが・・・)

投稿: つゆまめ | 2007年9月 3日 (月) 09時59分

どうしてこんな大事なことを学校で教えてはいけないというのか、不思議でなりません。
私は生理痛がほとんどない代わりに、ホルモンバランスが悪いのか経血の量がすごく少ないです。少ないのに押し出そうとするのか、子宮ではなく膣の出口が痛んだり、猛烈な眠気に悩まされたのでピルを利用しました。元々ホルモン剤で気分が悪くなるたちなので、ネットでずいぶん勉強し、悩んだ挙句の服用でした。
案の定、飲み始めて3ヶ月ほどはつわりのようで苦しかったですが、慣れたらこれほど順調に生理がきたことはなかったし、体調も安定して風邪を引きにくくなりました。高校生のとき、倒れるほど生理痛に悩まされた友達がいたけど、あのときピルがあったらどんなにか楽だったろうね・・・と思いました。
もっともっと、女性は自分が快適に過ごすための情報を知るべきだし、知らされなくてはなりません。同時に、女性は男性の体・仕組みを、男性も女性の体・仕組みを知って、理解しあわなくてはならない。世の中がどんどんそうなればいいと願っています。

投稿: 文月 | 2007年9月 3日 (月) 13時36分

チェリーさま
私は、中学生でも、体重をチェックして、大人並みであれば大人と同じ鎮痛剤を処方しています。時々効かないことがあるのでしたら、効かないものを飲んで我慢させてはいけないと思います。女性であることが情けなく思うようになるかも知れません。どうぞ、お嬢さんの苦痛を取ってあげてくださいね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時05分

ちぼりさま
また貧血になっているのだったら、やはり経血量が多いのかもしれませんし、食べ物が良くないのかも知れません。それに、痛みも我慢する必要はありません。どうぞ、また来て見てくださいね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時09分

さとうしゅういちさま
迷信というよりも、もっと歴史的、社会的に女性に負担を被せるようになっているのではないでしようか。私たちの時代は、生理中の女性はお風呂にすら入れなかったのですよ。それに類するものは、例えばお相撲の土俵に上がれないのは、おんなは生理があるので不浄だから、と言う理由ですし。まだまだいろいろな所に、このようなことは見られます。いやですよ。
河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時14分

セラピスト☆マリリンさま
そうですね。お客様に教えてあげてください。それも、先に産婦人科に行くのでなくて、「お薬をのんでも楽にならなければ病院へ」でいいのですよ。どうも、お薬に対しての警戒感がこと生理痛についてだけ発揮されているのです。よろしくお願いします。 河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時19分

六郎さま
ありがとうございます。私は、男性も女性も、男性の体と女性の体、双方をちゃんと知るべき。それがすべての基本であると思っています。若い男性にも女性がこんな事で苦しんでいるということを理解してもらったなら、関係性もずいぶん変わるだろうにと思います。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時22分

Hochさま
Hochさまは、帝王切開だったから、痛みが続くのですね。それから、せっかくのキャンプ、予定が分かった時に月経を移動させればいいのだから。相談に来て戴いたら良かったのですよ。もし、月経だけが行かない理由であるのならですが。このごろは、若い人にだいぶ月経に対してのタブーがなくなって来て、修学旅行とか、新婚旅行とか、どんどん時期を動かしたいと言ってこられるのです。ぜひ、そうして下さい。そのうち、息子さんは、「親とは行かない」と言い出すのですから。一緒に行きたい時に、行っておいた方がいいと思いますよ。家庭での性教育、頑張って教えてあげてくださいね。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時31分

海さま
低用量ピルでも、なお痛い時があるのですね。きっと、ピルを飲まなかったら、もっとものすごい痛みになると思いますので、どうぞ、続けてくださいね。でも、痛い時にはどうぞ、痛み止めを使ってください。両方使っても全く大丈夫です。今度、いらっした時に「痛み止めも」と言ってください。ちゃんと処方しますよ。痛いのを我慢したほうが体のため、ではなく、痛くない方が体のためと、いう風に発想しなければ、ね。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時36分

eastwate r Y さま
その通り、私もジェンダーが絡んでいると思います。将来子どもを産むべき女性はとにかく薬などに頼らずに、体を温存しなければならないという。でも、そこには、薬が与える悪影響と、痛みが与える悪影響の科学的な判断がないないままに。陣痛にしても、欧米の女性だと、痛くない方がいいと、無痛分娩が主流ですが、日本では、痛いのを耐えて産んでこそ、という精神論が支配してしまっています。私は苦しんでいる人の苦痛を取るのが、医療の大切な役目であると思っています。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 19時46分

つゆまめさま
私は、めまいの原因はきっとつゆまめ様の「過労」もあると思いますよ。だって、すっごく精力的に働いていらっしゃるのだもの。もちろん、遊びも含めて、全力投球ですものね。でも、ピルで良くなって良かったです。これからも、どうぞ、さぼらないで続けてくださいね。それから、こんな場で申し訳ないのですが。私、お礼を言うのを忘れていました。写真、おくって戴いてありがとうございました。お手数をおかけしたのに、済みません。これからも、どうぞ、よろしくお願いします。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 20時06分

文月さま
本当に、その通りの、私と同じ思いを書いて下さってありがとうございます。性教育は、今、人数は少ないけれど、お金があって声の大きい人たち(ある宗教団体の人たちが主になって)出来なくなっていますが、でも保護者の支援が必要なのです。保護者の方がしっかり教師を応援してくだされば、また出来るようになる時が来る、と思っています。これからもよろしくお願いします。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 3日 (月) 20時11分

河野先生、ありがとうございました。

「纏足」の映画について補足。去年、大阪の「女たちの映像祭」で見ました。

「纏足」大昔の代物だと思っていたら、結構近代中国にもあって(国民党支配時代くらいまで)、ショックでした。

そうしないと結婚できない、などと脅して、弱い立場に漬け込んで温存していたことがよくわかります。

 お化粧なんかも、毒を塗っているんじゃないか、できれば、少ないほうがいい、とその場で議論になったのを覚えています。あれは、弱い立場に付け込んだ、企業の戦略なのでしょう。
 
 「纏足」の類はたくさんあるんですね。びっくりすることが多くあります。男子校出身で、男性が圧倒的に多い大学出身でしたから、そういうことにこの1年半ほど急に気が付き、ショックを良く受けています(笑)。

投稿: さとうしゅういち | 2007年9月 3日 (月) 21時04分

私も、生理痛は我慢するものだと思っていました。
薬を飲んでもいいのですね!
今度からは痛かったら我慢せずに薬を飲みます!
でも、出産してからは生理痛を感じることがなくなったような気がします。
先日、先生にもお世話になりましたが、排卵痛のほうが辛くなりました・・・

投稿: いおママ | 2007年9月 3日 (月) 21時59分

さとうしゅういちさま
佐藤さん、ユン・チアンの「ワイルド・スワン」よんでいませんか。長編ですけど、ぜひ読んでください。現代のノン・フィクション、著者の自伝ですけれど、彼女のおばあさまは纏足をしていて、将軍に見初められた人です。とても面白い本で、世界的にベストセラーになったものです。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 4日 (火) 01時57分

いおママさま
先日は、赤ちゃんに会えてうれしかったです。そう、生理痛は出産をするととたんに軽くなるものです。排卵通、どうぞ、我慢しないでお薬をのんで下さいね。
また、赤ちゃんに会わせて下さいね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年9月 4日 (火) 02時00分

こんにちは。はじめまして。27歳の広島市民です。先生とは面識がございませんが、中学生の頃から講演会で学校に来てくださってたので存じ上げております。
今日は、とても嫌な診察を受けたのと、PMSでの不調から、何か頼りになる情報はないかとネットを見ていたら、先生のブログに出会いました。ちょうど痛みで診察を受けたので、この記事が役に立ちました。ありがとうございます。
まだ生理がくる3日前なのですが、直腸あたりが少し痛むなと思ったら下腹部が痛みだし腰を曲げてじゃないと歩けなくて。それが散歩中だったんですが、それからすぐに子宮の収縮からか、激痛がして吐き気がして気分が悪く気が遠くなり倒れるほどでした。何とか家に帰り、市販の鎮痛剤を飲み少したつと引いたので、様子を見ていました。12月にも同じようなことがあり、下腹部が腫れて痛かったので診察・内診してもらったのですが、特に異常はありませんでした。そのときは過剰なストレスから、順調な周期できていた生理が1週間ほど遅れていたので、そのせいだと言われました。今回また生理前に激痛がするので、PMSだとは思ったのですが、別の病院を訪れてみました。その先生は、私の話を全然聞いてくれなくて、高圧的で前回の検査や症状・今回症状を話そうとするも聞いてくれなくて、処置もいきなり器具をつっこまれて大変不快でした。そして異常がないからと帰されました。
今は痛みがないので様子をみています。生理がきて終わったら、元の病院で詳しい検診を受けてみようと思います。
私も、身体に悪いと思い込んでて、生理前も生理中も痛みを我慢していました。それは日常生活に支障をきたすような痛みでなかったからです。でも今回のような痛みなら、我慢せずに飲んだほうが良いのだと、先生のコメントで分かり、これからは、我慢せずに服用して、いかに快適に過ごすかを大事にしていこうと思います。

投稿: sammy | 2008年4月23日 (水) 02時05分

私は、今生理2日目で、薬を飲んだら逆にもっとひどくなりました。おなかを温めてもききませんつらいです。親に相談したほうがいいのですか

投稿: 凛 | 2014年11月 1日 (土) 09時02分

凛さま
あなたが何歳なのか、書いてないのでわかりませんが。薬はちゃんと指示された量を飲みましたか?でも、薬をのんでもますます辛くなったようですので、もうこれ以上我慢しないで、ちゃんと保護者の方に相談してくださいね。できれば、産婦人科に連れて行ってもらった方がいいと思います。また、ご連絡くださいね。お返事遅くなってすみませんでした。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2014年11月 3日 (月) 07時27分

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