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政見放送の準備です。

 昨日は、島を巡った後、集会を一つ。その後、また別の島に行った。そこはなんだか、他の方の地盤のはずなのに、大歓迎を受けて、その熱いのにびっくりした。なんだか、おかしい。様々な派閥の軋轢があるのかも知れない。他の方の事情がどうであっても、私が歓迎されるのは、うれしいことだから、張り切って、大雨の中、いくつも街宣をした。帰りは、また、ある駅前で街宣。どこも、人々が暖かいのに、感激だ。

 そして、今日はまた朝6時出発で別の島に行き、フェリーに乗り降りする人に街宣。それに、出会う人たちにお話をし、リーフレットを渡す。どうして、どこも島の人たちというのは、とてもこんなに暖かいのだろう、と、今日も感激した。

 そして、今日は政見放送の準備だ。明日、録画がある。政見放送の録画は、一切編集がない。5分30秒、しゃべったそのままが放送される。もし、時間切れをしたら、それもそのまま。間違っても、くしゃみをしてもそのまま。それも本番一回のみ。取り直しはされない。なんとも、緊張する過酷な義務である。原稿はなんにもないままに、これまでの街宣を元に、やってみた。街宣は、これまで、一回約20分。うんと短くして、10分。それを5分あまりに削らなければならない。これが至難の業で。何回か、一人で練習をした後、スタッフの方達にビデオを撮ってもらった。その後、外に出て街宣。5分30秒を目指してやって見るが、外だと、皆さんが頑張って、と言って下さったり、手を振って下さったりするものだから、「ありがとうございます」なんて、お礼を言ったりして、あまり練習にならない。それに、外で大勢の方に話しかけるのと、静かな所でカメラに向かうのとでは、やはり声のトーンからして異なる。

 また事務所に帰って、皆さんの前でやってみる。その後、今度は、皆さんの前でビデオに撮ってやってみる。まあ、何とかなりそうな所まで来たかも。明日は本番。まあ、もう、緊張するわ。

 そして、政見放送の後、インタビューもあるというし、その後、また他局に行ってインタビュー。これは10問を一問一分でこたえるという、これもまた、難問だ。その中に「座右の銘」は何ですか、というのがある。困った。私の座右の銘なんてないのだもの。あるとしても、「生者必滅」生きているものは必ず死ぬ。だから、生きている内に死に向かってどう生きるか、という事だと思っていたが、でも、こんなのは選挙には実に不適当だ。で、「あなたの座右の銘は何」と何人にも聞いて見た。清廉潔白とか、努力は人を裏切らない、とか、いろいろ出たが、私には、全くふさわしくない。私が清廉潔白なんて言うと、多くの人が吹き出すだろう。それに、私はそんなに努力の人ではないし。そしたら、「私の座右の銘は、棚からぼた餅です」という人がいて、爆笑。そしたら、それもいいけど、「濡れ手に粟」はどう?なんて言う人がいたりして。私、NHKで「私の座右の銘は棚からぼた餅です」なんて、言ってみたいなあ。

 さあ、明日はどうなりますか。選挙に向かって、まだまだ厳しい試練が続きます。

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コメント

おぉ~~~!
もうブログを書いていらっしゃる。
早く寝ないと○○の○○がですよ。笑
先生の思いを5分にするにはとても無理ですよね。
いっそ、終わった後にドキュメンタリーのスペシャル番組を作ってもらいたいですね。
私は、TVは悪いでしょうから、私に役は先生の好きなヨン様にしてもらってください。
そうすればいつも一緒ですからね。爆

投稿: やんじ | 2007年7月 5日 (木) 23時46分

今日は政見放送の録画をされてるんですね。
もう遅いとは思うけど、私も座右の銘と言われたら「生者必衰」。
これでいいと思いますよ。
だって生きる基本を語る先生なんですもの、どれだけ良く生きられるか、
これに尽きると思います。

投稿: 文月 | 2007年7月 6日 (金) 13時21分

文月さま
どうもありがとうございました。結局私の座右の銘は「知は力なり!」としました。それについて、今日のブログに書きましたので、読んで戴くとうれしいです。ありがとうございます。   河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年7月 6日 (金) 20時21分

あはは~!座右の銘に「棚からぼたもち」!!
そんなふうに言って、あはは~と笑えるのが一番好きです。
やっぱりこうの先生はすてき!

そう言えば、私の座右の銘・・・という程でもないけれど、
息子にいつも言って聞かせている言葉は二つ。
「死ぬまで生きよう!」
それと
「他人を傷つけない。心も体も。
 自分を傷つけない。心も体も。」
です。
後者は、息子がおなかの中にいるときに、
親となる自分はどんなことを伝えようか一生懸命に考えてひねり出しました。

前者は、
周囲の理解を得られずに、どんどん自己評価の下がっていった息子が、
毎晩のように「僕なんか死んじゃえばいいんだ」と言っていた保育園時代に、
私自身もその悲しさに巻き込まれて身動きが取れなくなりながら、
なんとかたどり着いた言葉です。

「生」も「死」も、尊いいのちの両面ですよね。
急がなくても、いつかは「死」を迎えねばならない。
だからその日まで生きていこう!と言って、
毎晩寝かしつけていました。クライですが・・・TOT

でも様々な支援のおかげで、息子もラクになり、
そうなると私もラクになってきて、
お陰様でいまはとっても元気にがんばっているんですよ。
毎日、いのちを煌めかせて小学校に通っています。


どうか、みんながいのちを煌めかせて生きていけるような社会を!
先生、よろしくお願いします。

投稿: Hoch | 2007年7月 6日 (金) 21時50分

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