反省したこと、怒られたこと
先日のオフ会で。ゆうさんからだったと思う。ひまちゃんからのご意見で、「障がい者」という言葉は、使わないように出来ないものだろうか、何か別の言葉に変わらないだろうか、と言われています、と伝えられた。はっとした。単に障害を障がいと害の字をひらがなにすればいいというものでなく、障害ということばそのものの問題だったのだ、と。私は、今マニフェストを作っている。そのマニフェストには、「障害者自立支援法」の撤廃等を入れている。で、その項目に「障害を持った方」という言葉が入っていた。すぐにスタッフに「体の不自由な方」という言葉に変えるように、と伝えた。この言い方はどうだろう。当事者の方々に聞いて見たいので。ひまちゃん様、この言葉はどうでしょうか。
オフ会の日、街宣で怖かった話を書いた。その街宣の次の日の朝、7時半集合で、8時から広島駅前で街宣をすることになっていた。でも、目がさめたら、7時半だった。もう、びっくりして、すぐに事務所に連絡して、直接駅に行くから、と言って、大急ぎ。タクシーで駅に駆けつけたら、8時7分だった。もう、平木さんがマイクを握っている。横に並んで、息を整えてから代わってしゃべった。街宣がすんで車に乗る時、河口さんが怒った。「遅刻!」と。「すみません。だって、寝たのが4時半だったんだもん。起きたら7時半だった」と言ったら「遅刻にいい訳はなし!」と、また怒られた。前日の怖かった街宣の後、催促されている原稿を二つ、新しい本の後書きと、連載の月刊誌の原稿を書いた。そして、マニフェストの最終的な考察。すんだら4時半だったのだ。そもそも7時に起きるのが無理な話だった。
河口さんは、秋葉さんの選挙の時にずっと秋葉さんの送り迎えをしていたのだが、一度も遅刻をしたことがない、と。朝、渋滞しそうな時は思いっきり早く行って、秋葉邸のそばで一時間もじっと待っていたりしていたのだそうだ。すごい!ひょうひょうとしているようでも、会社を経営する人というのは、そんな厳しいものなのだと、思い知った。わあ、これからもう、朝の街宣、遅刻しないように、と、とても緊張してしまう。私は緊張すると、ますます不眠になって、うんと遅く眠るようになって、起きるのもつらくなりそう。まだ選挙も本格的に始まってもいないのに。明日はバスセンターの近くだから楽だけど、あさっては五日市駅前、来週には、福山での朝の街宣まで入っているのだそう。きゃあ、ほんっとにもうっ!自信が全然ない。前の夜から近くまで車で行って、その中で寝ておこうかしら、と、本気で考えている。

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コメント
先生を思うからこその、厳しい言葉ですね。
こまめに休んでくださいね。
多くの言葉は、弱者には追い詰める言葉や卑下す言葉が多いですね。
でも、強者には悪いことをしてもその悪事を緩和する言葉が使われます。
「裏献金」=「賄賂」
「天下り」=そもそも談合用語、いつから公務員は天の人になったのだろうか?
「遺憾」=重みがない軽い気持ちの言葉なのに、いかにもって言葉になっている。
本当の思いやる気持ちがあれば、変えられる言葉は沢山あります。
でも、指摘を受けすぐに実行するのはさすがですね。
投稿: やんじ | 2007年6月13日 (水) 22時22分
河野先生、いろいろとお忙しいにもかかわらず、私の小さな声でさえ、ムダにせずにすぐにお聞き入れくださり、ありがとうございました。
この伝言を託した文月さんも、本当に親身になって考えてくださり、「肢体不自由者」という言葉を発案してくださいました。しかし、この場合、知的と精神の方の表現の仕方に私自身戸惑ってしまいました。
今回河野先生が考えてくださった「体が不自由な方」という言葉は優しさと温もりががあって、とてもいい思います。あえて「身体」を「体」されたことで一段と層に厚みができたように思います。
いろいろと考えてくださって本当にありがとうございました。
これからも、身体に気をつけてくださいね。
投稿: ひまちゃん | 2007年6月14日 (木) 09時32分
先生お疲れさまです。
昨日の朝一番に診ていただいた者です。
(たくさんの患者さんがいらっしゃるのでおわかりいただけないかもしれませんね。)
本当はもっと、お声をかけたかったのですが
たくさんの患者さんがお待ちだったので葉書をもらう事しかできませんでした。
ブログを見せていただいても先生の大変さが伝わってきます。
つきなみな言葉かもしれませんが。。。お身体があっての事ですから、くれぐれもお体、ご自愛ください。
選挙の事は、あまりよくわからないのですが、
私なりにできることをさせていただきたいと思っています。明日は、五日市の街宣との事。
何時頃からされるのですか?
勤務先が近くなので、抜けれそうでしたら行きたいと
思っています。
投稿: よっこ | 2007年6月14日 (木) 09時51分
「障害」「障碍」「障がい」・・・。
どのように配慮し、心を砕いて書き換えても、
口から発せられる音は同じ「ショウガイ」。
障害をもつ子の母として、私もとても悩んでいます。
「脳の障害なんよね~」とか「脳の病気なん?」などと聞かれて困ることもあり、
「障害」じゃない言葉はないだろうかと考えています。
先日ある講演会で「これだ!」と思う表現に出会いました。
発達障害については、いろいろな文献でも「脳の機能障害」とか「発達に障害がある」と書かれているのですが、
その日の講師の先生はこうおっしゃったのです。
「脳の発達のしかたがちょっと違う」
「脳が(定型発達の子どもとは)べつの発達の仕方をしている」
このお話の中に、私はヒントを見つけたように思います。
まだヒントを見つけたと感じただけで、
考えはまとまりませんが・・・^^;
用語の『ユニバーサルデザイン』化も
どんどん進んでいくといいですね。
投稿: HOCH | 2007年6月14日 (木) 10時06分
河野先生、この度は私の要望を受け入れてくださり、そして真剣に考えて回答してくださり、ありがとうございました。
午前中もコメントを入れたのですが、エラーで届かなかったみたいです。(T_T)
「体の不自由な方」 とてもいい表現だと思います。あえて「身体」ではなく、「体
」にしてくださったところに、河野先生の優しいお心遣いを感じることができました。
本当にありがとうございました。
自立支援法の問題とか、私たち体の不自由な者に対する問題点はたくさんありますが、これからも私たちの小さな声をも、しっかりキャッチしてくださる素敵で寛大な河野先生でいてくださいね。
私も仲間と陰ながら、先生のことを応援させていただきます。
これから、ますますお忙しくなると思いますが、お身体に気をつけられて、休息できるときは、しっかりされて“美代子スマイル”で乗り切ってくださいね。
何度も言いますが、素敵な言葉を考えてくださり、本当にありがとうございました。
投稿: ひまちゃん | 2007年6月14日 (木) 16時43分
記事を拝見させていただきましたが、「障害者」の件で一言申し上げます。
障害者→体の不自由な人、のように書かれておりますが、身体障害以外にも、「精神障害」「知能障害」「学習障害」など、身体に特に異常がない障害を持っている方も大勢いますので、その辺もご考慮いただければと思います。
追記:あえて「障害」と表記していますが、障がい者を差別する意図はありません。言い方を変えてお茶を濁そうという(主に役所やマスコミの)姿勢に違和感を覚えるからです。ちなみに私の妹も「学習障害」をもっておりますので、身内に障害者を抱える方の気持ちは、分かるつもりです。
投稿: めかちゅーん | 2007年6月14日 (木) 18時35分
ひまちゃんさま HOCHさま
お返事ありがとうございます。私はそう書いたのですが、その後私に個メールが来ました。10才の自閉症のお子さんを育てていらっしゃる方です。その方の主張は「身体や心に不自由を抱えている人」という表現をということでした。結局、私のマニフェストには、「こころやからだに不自由を抱えている方」という表現にしました。ことばというのは、とても大切で、人格そのものを表現したりします。これからも言葉については考えて行きますので、これからもどうぞ、よろしくお願いします。ご指摘ありがとうございました。 河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月14日 (木) 18時54分
よっこさま
患者様でいらっしたのに、丁寧に対応出来なかった様で、ごめんなさい。明日は、朝8時から、五日市駅の北口で街宣をします。もう、お仕事をしていらっしゃいますか。もし、可能でしたら、ぜひいらっして下さいませ。お会い出来ればうれしいです。
河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月14日 (木) 18時58分
めかちゅーんさま
そうですね。さきほどのひまちゃんさまやHOCHさまへのお返事ではまだ不十分ですね。「不自由」という言葉も適切ではないように思えてきました。本来は、「障害」も一つの個性として生きられるようにという行政のバックアップが必要であると考えています。それを表現するのに、どういう言葉を使えばいいのか、これからも考えて行きます。ご意見、ありがとうございました。 河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月14日 (木) 19時08分
広島から福山へ通勤している者です。先生にはこのところ何度も診てもらっているのですが、なかなか事務所に寄らせて頂く勇気が無くて・・・すみません。
来週の福山での街宣はいつ、何時からありますか?通勤時間近くであれば、是非是非お話を聞かせて頂きたいと思っています。
お忙しい中、本当にお疲れ様です。陰ながら応援しています。
投稿: ナツ | 2007年6月14日 (木) 19時46分
事務所開きの日、通宏だんなが言いました「事務所へこんでいいから、裏でできることをやってや」「わかった」。役にも立たないのに事務所で茶をすすったり、タバコをすったりするより見えないところで動こうと決めました。その証左を3~4ご紹介します。
1、口田の喫茶店のママ「ミニ集会はだめ?」
2、英語通訳のボランティア、清水女史は
「河野支援、とっくにやってますよ」
3、韓国人被爆者救援活動しているkさん「えっ!
浅井さんも河野さんですか?」
4、「河野さんの姪御さんが勤めていた水産会社で
実は、私が上司でした」
などなど・・・
こうしたやり方であと1月半、徹します。
お体にご留意!お返事無用。 浅井
投稿: 浅井 昭秋 | 2007年6月14日 (木) 22時17分
連絡が遅くなりましたが、オフ会に参加くださりありがとうございました。
私が預かったひまちゃんからのメッセージを、こんな風に大事に受け止めてくださって本当に嬉しいです。
オフ会をした甲斐があったと心から思いました。
先生にはもっとお話したいことがあったのに、お目にかかれただけで気持ちがいっぱいになってしまって言葉にできませんでした。
またお会いする機会がありましたら、言葉に出したいと思います。
無理しないで頑張って下さいませ。
投稿: 文月 | 2007年6月15日 (金) 13時08分
ナツさま
お返事が遅くなってすみません。お体の具合はいかがでしょうか。気になっています。毎日の通勤大変と思います。福山゛ての街宣は、6月21日木曜日午前8時から。駅前でするつもりでいます。よろしければお話を聞いてくださいませ。よろしくお願いします。
河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月16日 (土) 19時43分
文月様
大変失礼してしまいました。重ね重ねすみません。ひまちゃんさまの伝言は文月様から聞いたのでした。ごめんなさい。本当に楽しいオフ会をありがとうございました。また、どうぞご案内のほど、よろしくお願いします。本当にごめんなさい。 河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月16日 (土) 19時47分
障害・・・この後に続く言葉が「走」や「物」だったら、違和感がないのに、「者」となると何となく抵抗?を感じますね。差障り害があるという字面からでしょうか?本当は、身体や心に不自由さを抱えている方が生きていくための社会の無理解が障害になっているような気がしてなりません。色々と考えてはみたものの、ない知恵を絞ってもいい表現が浮かんできません。何かこれに代わる解りやすくて柔らかい言葉ってないものですかねえ。
投稿: かぜ | 2007年6月16日 (土) 23時26分
公示になったら、ビラ貼りで田舎を走ります。
ところで、近くの喫茶のママから、「ミニ集会」が
組まれるなら、是非日程に入れてくださいとの申し入れがあります。「アンチ秋葉」から「親秋葉」に変わった人で、地域では有力な人です。いつでも紹介します。
決まったらご連絡ください。
投稿: 浅井 | 2007年6月17日 (日) 21時06分
浅井さま
ありがとうございます。何しろ、組織がありませんので、ポスター貼りに苦戦しています。もう、具体的にどなたにどこを貼っていただくか、決めなければなりません。どうぞ、事務所にいらっして下さいませ。きつさのママのありがたいお申し出にも具体的に日にちを相談したいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。 河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2007年6月18日 (月) 10時44分