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街宣していること(1)

 今日は朝、福山の駅前で街宣をした。昨夜最終の新幹線で福山に行き、駅前のホテルに泊まって朝に備えた。他のスタッフは、昨夕から街宣車で福山に入っている。みぐみのピンクの車だけれど、新装して昨夕出来上がった新品である。もう、派手派手で、もうもうすっごく恥ずかしい。それに乗っていたら、みんなが見る。「みんなが見て恥ずかしい」と言ったら、「見てもらうための車でしょ。見てくれなかったらどうするんですか」と、みんなに言われる。

 朝6時半に起きて、準備をして駅に向かっていたら、一段と目立つ車がもう駅前にいた。8時になってマイクが使えるようになるまで、駅前で出勤途中の皆さんに挨拶をしながらリーフレットを配る。その内、福山の支持者の方達が10人ばかり次々と来てくださってみんなでリーフを配る。福山の人たちは皆さん、良くリーフレットを受け取って下さる。朝の街宣はどこの駅でやっても、皆さん急ぎ足で険しい顔をしていて、なかなかリーフを受け取ってもらえなかったりする。が、今日の福山の方達はとてもやさしかった。それに、また頑張って下さい、とか、お世話になりました、とか、講演を聞きました、とか、握手を求めて来て下さる方が福山にも何人もいて下さってとても元気が出る。

 街宣では、私はまず35年間医師をやって来ての実感の医療、福祉の後退について始める。今の政府は私たちのいのちを守ろうとしてくれていない。どんなに重症の病気で入院をしても3ヶ月経つと退院を迫られる。入院が三ヶ月をすぎると、健康保険で決められている入院費がどんと減額される。それは病院の経営を圧迫する。病院は、それまでの患者さんに出て行ってもらってそして新しい患者さんに入院してもらわなければ経営できなくなる。これは、厚生労働省の方針である。国民のいのちを守るべき厚労省が医療費削減のために課している悪しき方針だ。患者の家族は自分達で新しい病院を探し、受け入れをお願いし、そして自分達で転院させなければならない。私は、真っ先にこの三ヶ月の見直しを迫りたい。

 一人親家庭に対するサポートもどんどんと減額されている。特に母子家庭のお母さんは非正規雇用がほとんどだ。苦しい生活の中で懸命に子育てをしている方達の生活がどんどんと圧迫されている。

 介護もしかり、今、コムスンが問題にされているが、一人コムスンの問題だけではない。見切り発車的に始めた介護保険そのものの問題である。さらに介護保険の見直しがなされ、どんどんと要介護の認定が下げられることにより、十分な介護が受けられない。その分、ひたすら家族に負担をがかかり、介護する人もされる人も本当に大変な状況にある。私は広島県の山の中の施設と、島根県の県境にある特別養護ホームに見学に行った。そこには、広島市の方が何人も入所していて、びっくりした。広島市の人が特養に入ろうとすると何年も待たなければならないからだ。あちらこちらの施設に登録しておいて開いたらたとえ遠方でもそこに入れていただかなければならない。十分な施設を作るよりも、介護は家庭で、というのが厚労省の基本的な方針になっているから。

 私は、岡山県のある町に見学に行ったことがある。そこは、「みんなに優しく、みんなでたのしく」が町の方針になっていて、高齢者に対する施策がものすごく充実していた。あらゆる高齢の方、病気の方、心や体に不自由を抱えている方達が、それぞれに応じて介護がうけられる。パワーリハビリも充実していて、要介護4の方がリハビリを続けたら、どんどんと良くなっていて、ついに介護を離脱した、なんて話も聞いた。施設を出られるようになっても受け入れの家庭がない人には、町が用意したバリアフリーのアパートに住んでそこにヘルパーさんが行く。こんなまちぐるみ、お年寄りなどに優しい町も、でも、県の指導によって広域合併したことにより、それまでの方針が維持出来なくなったと聞いた。

 この国は今どこに行こうとしているのだろうか。このままでは、どんどんと国民のいのちがないがしろにされていく。そんな国の方針に私は、少しでもストップをかけたい。(続きは、また、書きます。)

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コメント

国家は国民の生命財産と領土を守るために存在していて、政治家はそれを実行しなくてはいけない。
行政はそれに従わなくてはいけない。

と、昔、伯父に教わりました。

厚生省とその族議員、その族議員で達がたくさんいる自民党。

薬害エイズ、輸血による肝炎感染、塵肺訴訟、ハンセン病、、、、、、
上げればきりが無いくらい、厚生省は国民を殺してきました。
それを擁護する自民党。
その自民党は、皆が痛みをと言うけれど、
そうしなければならにようにしたのは、自民党と族議員。
自民党に政治献金をしない社会的弱者は、自民党にとっては国民じゃないのでしょう。

広島には自民党の政治家はいりません。
自民党の政治家、県知事もいりません。

投稿: やんじ | 2007年6月21日 (木) 22時24分

先生の主張されることは、今国民がもっとも必要としている対策だと思います。
もっと考えることはあるはずなのに、議員が議論していることはなんか的外れ…。
先生の主張が少しでも通って、誰でもが幸せを感じる日本であって欲しいものです。

投稿: 文月 | 2007年6月22日 (金) 12時10分

再びお邪魔します。広島ブログの中でこんな記事を見つけました。

http://ameblo.jp/hcnavi/entry-10037388779.html

お忙しい中申し訳ありませんが、こういう問題もあるということを知っていただけたらと思いました。お邪魔しました。

投稿: 文月 | 2007年6月22日 (金) 16時00分

河野美代子さん(「先生」という言葉が好きではないので失礼だったら申し訳ありません)のなさっていることを見ると、上杉鷹山の言葉を思い出します。

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

心から応援しています。

投稿: Kiki | 2007年6月23日 (土) 14時28分

河野さん頑張って下さい。
ヒロシマに選挙権はありませんが
遠く神奈川の地より応援してます!
ここに勝手に応援エントリィをUPしました。
http://kimera25.justblog.jp/kimera99/2007/06/post_6908.html 

投稿: kimera25 | 2007年6月24日 (日) 22時25分

文月さま
二つのコメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまってすみません。二つめのご紹介のブログも読みました。何とかならないものなのか、私が当選してもしなくても、私の課題とします。とてもお気の毒で、怒りを覚えています。
教えてくださってありがとうございました。これからも教えてくださるとうれしいです。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年6月25日 (月) 16時44分

KiKiさま
ありがとうございます。その意気込みで頑張り続けます。これからもよろしく見守ってくださいね。
       河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年6月25日 (月) 16時49分

Kimera25さま
コメントと応援ありがとうございます。Kimeraさまのブログも読ませていただきました。なんか、感性ピッタリという感じでうれしかったです。これからも読ませていただきます。お互い頑張りましょう。ありがとうございました。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年6月25日 (月) 16時53分

やんじさん
ますますのご協力、本当にありがとうございます。協力というより、ともに闘わん、ですね。頑張りましょう。でも、ご無理のないように、ね。  河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2007年6月25日 (月) 16時55分

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