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ウェブ2.0

 昨日、東京から「花王」のウェブの責任者のFさんが来られた。私は、ほぼ10年前から花王のサイトの月刊誌の中の「体の情報」のコーナーでテーマ別の体や病気の特集と、Q&Aをやって来た。当時は、まだ私はいろいろな原稿を手書きで書いていたころだ。初めそのサイトを立ち上げると相談に来られた時は、ホームページと言ってもピンと来なかった。インターネットなるものがどんな物なのかも良く知らない。でも、体について広く情報を発信し、少しでも多くの人たちの力になれれば、という思いで始めたことだった。それからすぐにワープロを使う様になった。初めはワープロで書いた物をプリントアウトし、それをファックスで送っていた。そのうち、ワープロに最低限のパソコン機能がついたものを買いそれで送信出来るようになって、Fさんたちもちても楽になった、と。それから、いよいよパソコンを買って現在の状態になったのが、2002年だった。

 内容もずいぶん多岐に渡った。初めは、体の仕組みから入った。子宮だの、卵巣だの、解剖から機能に渡るまで。私はそこに、ちゃんと外性器の解剖も入れるべきである、と主張し、それは単純なイラストなのだけれど、もしもクレームが付いた時に備えて、会社としてその対応が論議されたという。女性特有の病気だけでなく、冷え性、肩こり、腰痛、目の健康、花粉症など主に働く人の体について、情報を発信し続けた。Q&Aは、悩みを募集すると、どっと、何百も寄せられるので、とても対応しきれず、しばしば募集停止せざるをえなかった。大体月に5.6の質問に答えたが、時にはマイナーな悩み特集で一気に50問答えたり、「こども特集」をしたり。

 でも、今、花王のダイナミックな会社内部の再編成に伴って、ホームページもウェブ1.0からウェブ2.0に変えていくという。「なんだ、それは?」で、Fさんが具体的に説明してくれた。たとえば、wwwで情報を一方的に伝えるのでなく、個人の発信情報「たとえば先生がブログを始めた」という、それも2.0.なのだと。アマゾンで本を検索すると、例えばこの著者の別の本であるとか、関連のお勧めの本なども出てくる。それも2.0.なのだと。第一世代のインターネットから、第二世代に入って行く、それを花王のウェブもやって行くのだそうだ。その体制が取れるまで、ちょっとの間Q&Aの新たな募集と答えは少しお休みしたい、とのことであった。これまでの特集や質問、お答えは分類していて見ることはできる。

 家に帰ってからウェブ2.0を検索して勉強して、やっと何となく分かって来た。私が例えば生理痛の答えをするとそれに関連して、子宮内膜症であるとか、鎮痛剤であるとか、低用量ピルであるとか、そんなところにも一目でリンク出来るように、ソフトを作って行くのだそうだ。その作業が本当に大変で、だから、しばしば会社で夜明かしをすることにもなるし、トイレにも自由に行けなかったり、という生活だと。そんな生活だから、中学生の娘さんとのコンタクトもむずかしくて。と、そんな話をいっぱいした。

 いやー、世の中進みますねえ。その進歩に人間が追いついて行くのに四苦八苦で。でも、企業としてはどんどん先取りしてやっていかないと、存在が危うくなる事だってあるのだから。しかし、それを一身に受け止めてひたすら一翼を担う彼女に、「過労死しないように。娘さんも、とても大事な時にさしかかっているのだから。目を話さないようにね。会社には出来ないものは出来ない、とちゃんと言いなさいよね。」などと言うしかない。

 私にとっては、毎月の課題に少しお休みが出来るので、やれやれ助かった、という思いだけれど。

 

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