LGBT、前川さんのメール

 昨日は、お昼に原爆資料館のメモリアルホールでの「東北の新月」の上映に行ってきました。と言っても、三時までしか居られないので、途中までで残念。一時半に始まれば全部見られたのにと思いながら帰りました。

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カナダ在住の日系三世、リンダ・オオハマ監督のドキュメント。岩手、宮城等の震災、津波の被害者の語り、それが福島の原発事故になっていった時、その途中で退席と言う、何とも残念なことでした。だから、感想も述べられません・・・。

ところで、今の前川前文科省事務次官の証言について。官邸側のバタバタぶりはあまりにみっともない、醜態をさらけ出しています。

私は、前川さんが、退職後、貧しい子どもたちの学習支援や夜間中学、勉強できないままに大人になってから文字を読みたいと願う人たちへのボランティアを、名前や身分を明かすことなくされていたというのを知って、胸が熱くなりました。この人は本物だと思いました。

さらに、前川さんが文科省の天下りの責任を取って辞められる前に全文科省職員に向けてメールを発信されていたというのを読みました。

それには、「このような形で退職することは、誠に残念であり申し訳なく思っています。私を反面教師として、二度とこのようなことが起こらないよう、職員のみなさんは遵法意識を徹底し国民の信頼回復に努めて下さい」

とある一方次のようなことも書かれていたと。

『ひとつお願いがあります。私たちの職場にも必ずいるであろうLGBTの当事者、セクシャル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています。様々なタイプの少数者の尊厳が重んじられ、多様性が尊重される社会を目指してほしいと思います。』


文科省からのLGBTに関しての二つの通達が出た時に、その素晴らしさに打たれました。こんなことが言えるのだと。それなら、どうして、性教育に関してバッシングをして来たのか、とも思いました。でも、もう少し、もう少しで文科省も分かってくれる時が来る、こんなすごい通達が出たのだもの、そこに希望を見出していました。この通達は、前川さんの後押しがあってこそ、出された物なのですね。今になって見えてきました。

そうすると、ひどい圧力をかけて来た文科省の中にも、日本会議に侵されている人ばかりでなく、それはそうでない人たちとの力関係なのかも、と見えてきました。天下りにしても、局長から早稲田の教授になった方が官邸に背き、獣医学部の新設に異論を唱えてクビを切られたとか、どこの省でもしている天下りが、文科省だけ集中的に攻撃された、それは官邸からの報復であるとか、そんなことも一つ一つ納得がいくことです。

 私たちは、今度の夏の性教協全国夏期セミナーに広島サークルとして、「多様な性の基本~きめ細やかな対応のために~」を分科会に出します。それは、多様な性について、広島サークルで行った連続講座
①スクールカウンセラー(高等学校で)
②小学校教諭(理科・保健の授業で)
③産婦人科医(医療の現場で)
を元に、三人で発表します。

それは、文科省からの通達があってこその取り組みでした。この項、続きます。

今から、横川シネマに「人生フルーツ」を見に行きます。朝九時からの上映、自転車を飛ばして行ってきます。午後はまたまた電話当番です。

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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」励まし、ありがとうございます。

昨日、アメリカからのご家族にお会いした話の中で、「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のチラシと永田浩三さんのことを少しだけ書きました。本当にびっくりして、だって、アメリカといっても広くて、その中の点とヒロシマの平和の夕べが繋がったのが、もう、奇跡みたいな気がして。

永田さんには、以前広島に来られた時、何かの大きなイベントがあってホテルが取れなくって困られた時に、宿泊のお世話をさせて頂いたこともあります。その永田さんと、私が養子縁組のお世話をした方が繋がっていたといことが、もうすごくて、今もなお私の中でびっくりし続けています。

その8.6ヒロシマ平和の夕べのチラシは、少しずつ皆さまに郵送しております。ただ、先日書いたような事情があって、名簿が私たち実行委員の手元になく、独自のつながりで出さなければなりません。不行き届きなこと、申し訳なく思います。徐々にお届けできることと思いますので、どうぞお許し下さいませ。

でも、皆様から暖かい励ましのお言葉が数々届いています。それらに涙が出る思いで励まされながら、頑張っている所です。

重ねて申し上げますが、8.6ヒロシマ平和の夕べは、10回目になろうとしているところで、ありえないような危機に陥りました。でも、これは「分裂」ではありません。断じてそうではありません。実行委員は一人を除いて、一枚板です。みんなで一緒にこれまで以上の会にすべく頑張っております。フライヤーを見て戴くとお分かり頂けるかと思います。骨太の、しっかりした会の構成ができました。今からもう、私自身もワクワクするような会の予定になっています。

事情につきましては、私のブログの右側にある「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のチラシの上半分だけ載せている所をクリックして戴きますと、私のブログの「平和 8.6ヒロシマ関係」だけのカテゴリーに飛びます。そこを下がって戴きますと、4月24日、25日、26日に渡って書いております。

本当にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ございません。どうぞ、ご理解いただきますように。

それから、お詫びがございます。YMCAでする時には、毎回「保育」がありました。しかし、YMCAの保育は、日曜日にはないということで、私たちの平和の夕べでも、保育はできないことになりました。申し訳ございません。

どうぞ、沢山の方にお出で頂きますように。よろしくお願いします。

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アメリカからの家族

昨日は、またまた目いっぱい。朝は歯科へ。午後は電話当番。ごはん替わりのパンをかじっていたら、突然のお客様があって大慌て。終了直前に長い電話がかかってきて、またまた大慌て。でも、しっかり自分の原稿書き等の仕事もできました。

そして、夜。楽しみにしていた家族に会いました。アメリカからの家族です。

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かわいい子どもたちのお顔をお見せできないのが残念ですが。幸せな家族です。お姉ちゃんにお年はいくつ?と聞くと、三歳と十一か月と答えましたよ。おしゃべりがまるで大人なみ。二人の子を相手にてんやわんやの子育てで両親は大変そう。

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この日のために前回球場に行った時に沢山買っておいたカープグッズ。あれこれを全部リュックに入れて、背負ってくれました。

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お父さんは中学生まで広島在住で、今も熱烈なカープファンです。お姉ちゃんはカープの歌を大きな声で歌ってくれましたよ。お父さんとは、カープ談義が盛り上がりました。

それから、被爆者の話から、持っている8.6ヒロシマ平和の夕べのチラシを渡したら、この永田浩三さんにはアメリカで会いましたと言われてびっくり。何かの取材で来られた時にお世話をして、なんにもお礼が出来ないので、と、カメラの三脚を戴いたと。それに、岡山の大塚愛さんは、アメリカで福島支援の映画を見た時に、出演されていましたと。なんか、ヒロシマとアメリカという距離を全然感じさせない会話ができて、感動でした。

二人の子どもたちは私のお世話で特別養子縁組でご夫婦の子どもになりました。この度、下の子の手続きもすべて完了しました。まだまだ毎年日本には連れて来るそうです。上の子はアメリカではプレスクールに通っているので、来年はおそらく英語も日本語も半々くらいにしゃべるようになっているでしょうと。

温かいひと時を過ごさせて頂きました。一年毎の成長に触れ合わせて戴けるのは、本当にありがたいことです。


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「東北の新月」上映のお知らせです。

 今週の土曜日に上映される「東北の新月」のお知らせです。平和祈念資料館メモリアルホール(原爆資料館地下)にて、午後2時からです。

そして、翌28日(日)にはシネマ尾道で午後2時から。いずれも一回のみの上映です。

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東北の新月のホームページはこちらです。

http://newmoonovertohoku.com/japan/

映画監督、リンダ・オオハマさんの祖母は広島県尾道市出身。彼女は日系三世です。

ジャスティン トルドーカナダ首相は「震災による喪失が引き起こした人々の嘆き苦しみを被災者の目を通して描きながらも、なお未来に託す希望のメッセージを我々に送っている」と言っています。

土曜日の午後、うーん、診療がありますが、2時から3時までの一時間だけでも観たいと思っているのですが。予告編を張り付けておきますね。多くの方の来場、鑑賞を呼び掛けますね。

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カープの勝ち~、赤い傘もゲット。

共謀罪法案が衆議院を強行採決というニュースに後ろめたさを感じながらではありますが。昨日もカープに行きました。すみません。

昨日は、三連敗の後の帰郷です。不肖な息子、傷心の息子たちを温かく迎えて、頑張って応援するよ、という思いで行きました。それに昨日は傘が頂ける日。この日のチケットがあるのは、全く偶然で姪のおかげです。

五回の裏、みんなで傘をさしてスマップの歌で応援です。

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これで、カープの赤い傘は三本になりました。一昨年、昨年と、傘を戴ける日にすべて行っているのは、奇跡だと思います。すべて孫ちゃんへのお土産です。

これが昨日。

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昨年。

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一昨年。

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段々バージョンアップしています。今年のはちゃんと使えそうです。

試合も一点差で勝ったし、中崎の力強い復帰の姿も見られたし。野村君は心配だけど、今度はジョンソンが帰って来るというし、阪神に追いつけそう。

でも、これで、しばらくはカープ観戦はお休みです。浮かれないで、しなければならないことが山積しています。次は、6月15日の交流戦、オリックス戦です。なんと、この日も赤いシリーズのカープ坊やのキーホルダーがらもらえるのですって。偶然なのですが、姪の予知能力がなんかすごいです。

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近頃食べたものです。

 昨日は、お昼、とても忙しいことが分かったいたので、昼食持参でした。夫が買っていたのをちょっと失敬。これがねえ、とってもおいしかったので。お湯を入れただけでカーライスが食べられるなんて。食べ終わったら、目の下にうっすらと涙がにじむほどの辛さでしたが、とにかくおいしかったのです。これは、やみ付きになりそう。

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この際、近頃食べた物を。しばらく強烈な風邪で食欲がなかったのですが、すっかり戻りました。二キロ落ちた体重も、着々と戻しています。

日曜日性教協広島サークルの例会の後、午後は役員会なので、ランチを皆で。いつもは、会場の隣のブラジルでいただくのですが、メンバーの一人が「お好み焼きが食べたい」と。それでは、どこかにあるでしょうと鷹野橋の商店街を歩いて。端まで行ってもなくって、なかったね、どこかにある物だけどと戻っていたら、その食べたいと言った本人があっ、あるっと、走りました。公設市場。すべてのお店は閉まっていたのですが、真ん中あたりにお好み焼き屋さんがあって、しかもどなたも客がいなくて、六人全員が入れました。どうしてわかったの?と聞くと、市場の入り口におたふくソースのハタがたっていたからと。さすがです。私は、定番のうどんの肉玉のイカ天、ねぎかけ。ここの所、長田屋以外で食べたのは、久しぶりでした。みんなとおしゃべりしながらのお好み焼き、とてもおいしかったです。

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そごうの地下の出雲そばの一福での冷ぶっかけそば。たれをかけて混ぜて戴きます。大根おろしとわさびがよく合って。まいたけの天ぷらもとってもおいしくて。後のそば湯もしっかり頂きました。

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球場でのお弁当。左はそごうの神戸ころっけで買って行ったころかつ弁当。コロッケとヒレカツがごはんに載っています。コロッケ大好きなので。ただ、せっかくなのに、たれのかけ過ぎです。別においていて下されば、好みでかけるのですが。右は、球場で買ったお弁当。ちょっと豪華過ぎて食べきれませんでした。次からはもっと小さいのにします。

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さて、今日もカープ、ヤクルト戦です。中日に三連敗で傷心の選手たちをしっかり応援しましょう。今日は、カープ坊やが一杯ついた赤い傘がもらえるのです。楽しみ~。

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気が重いこと④公務員の柔軟性

昨日の続きです。

私は、市の職員の方に「私はどうすればよかったのですか」と問いました。私たちが被るしかないのですかと。職員の方は「私費でしてもらって下さい」と言いました。18000円、後で市から却って来るのなら、それでもいいでしょう。でも、向こうはもうこれは無効ですというのです。

一人は上の子が病気で入院していて、もう一人はつわりがきつくて、保健センターに行けなかったというそれぞれの事情がおありの方で、そういう方は、市のサポートは受けられないと言うことなのですね。

 わかりました。これまでは問題がなかったことを担当が変わったら、とたんにこうなると言うことは、担当のあなたでは、話ができませんね。これは上司の責任でしょう。上司とお話しましょう。上司、局長ですか、局長と話せばいいですか?子ども未来局長ですね。局長に私が話に行きましょうね。

そしたら、職員の方は「これまではそうではなかったのですか?」と問われました。「はい、何も問題ありませんでしたよ。ちゃんと補助されておりました。あなたに代わった途端です。こんなおかしなことを言われるのは」

そしたら、上司に言うのはちょっと待って下さい。こちらでもう一度検討して見ます。またお返事しますから、と言われました。ので、待つことにしました。

それでも、なかなか返事はなく、その夜、考えました。少子化の時代、赤ちゃんを産んで育てようかという人には、行政として少しでもサポートできるようにと考えるべきなのに、これでは逆向しているではないか。一産婦人科医の損得の問題ではない、これからだってありうること、今度このような人が来たら、どう対応すればいいのか考えなければ。それに、私のクリニックだけでなく、おそらく他の産婦人科の申請にも、しっかり目を凝らして調べて、同様の電話をかけているでしょう。

私は、市会議員の方にお話しようと思いました。いきなり議会で追及と言うのではなく、市の局長に話しに行くのに、アポイントを取ってもらって、付き添いを頼もうと思いました。今外国に行っている友人の市会議員が帰って来たら、すぐに頼みましょうと、そう決めました。

そしたら、翌日、電話がかかって来ました。そういう事情があるのでしたら、補助は出します。送り返した補助のチケットをまた出して下さいと。担当が変わる時に引き継ぎを間違って捉えていました。すみませんでした、と。

わかりました、ありがとうございますとお答えしました。しかし、そこで考えました。もし、二度目の電話で私が怒らなければ、このことはずっと続いていたのに違いない、少なくとも、一度目の補助の無効はそのままになっていたことでしょう。

 そもそも、行政の職にある人は、規則と、住民の福祉をどうとらえているのでしょう。規則だからこれは補助できませんと送り返すという、その行為を平然とすること、その陰に、一人一人の住民にどのような事情があったのか、想像力を働かせることもないのでしょう。

杓子定規に決められたことに忠実に事を運ぶ、それが公務員の仕事だと思っているのでしょうか。住民のために柔軟に事を運ぶという、発想を持ってもらいたいと思います。

まだあります。DVで肋骨が折れるほどの暴力を受け、救急搬送され、その上後で妊娠していることが分かった人がいます。相手は逮捕、彼女は逃げて来て福祉のお世話になることになりました。人工中絶をすることになって、でもお金がありません。福祉の担当の人は、なんと「相手がいることですから、相手にお金を払ってもらって下さい」と言ったと、涙をこぼされます。DVの障害の被害者が加害者にお金を払ってほしいと言いに行けるわけがありません。この方のことは、まだ進行途中です。事態がはっきりしたら、たまご報告することが出来るかもしれません。つらい立場の人に寄り添う、柔軟な公務員の対応を望みます。

上の人に、究極の「忖度」をする公務員、最高の上司のために法律さえも捻じ曲げてしまう、その柔軟性を発揮する公務員の姿も醜いものですが。そうではなく、住民のために忖度してほしい物だと思います。少なくない税金を払っている立場からもそう思います。

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気が重いこと③母子手帳の補助

今日は、5月14日のブログでお知らせしたように、性教協広島サークルの例会で私がお話します。「女性の健康向上を阻む社会的圧力~性教育バッシング・ジェンダーバッシング~」です。準備万端。仲間たちに久々に会えるのが楽しみです。

さて、気が重いことの続きです。

妊娠をして出産を望まれる場合、母子手帳を取ってきて頂きます。妊娠のうんと初期に来院された場合、妊娠した袋、胎嚢と言いますが、それだけしか見えないこともあります。それから少しすると、胎嚢の中に胎児と胎児の心拍が見えるようになります。そしたら、正確な妊娠の週数と出産の予定日を出します。それを書いて、母子手帳をもらってきて下さいと指示します。胎嚢が見えるだけだと、胎児が育たなくって、流産する場合もありますが、心拍まで見えるようになると、流産率はかなり少なくなりますので、そこまで待って、指示します。母子手帳をもらって、いろいろと書類やパンフレットももらって、それから流産というと、かなりつらい物があるからです。

母子手帳は、住民票がある地域の保健センターに行き、予定日を言うと発行されます。今は、それにマイナンバーの番号も必要になっています。

母子手帳を持ってきていただくと、それに補助、行政のサポートが14回分ついていますので、それを利用して、いろいろな検査を行います。超音波などで胎児を見るだけでなく、血液や尿での検査、血液型、貧血や白血球、血小板の数、HIV、梅毒、風疹の抗体、B型肝炎、C型肝炎、不規則抗体、そして子宮頸がんの細胞診等。一回目の補助は18050円と、がん検診の3400円です。

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ある妊婦さん、第二子の妊娠ですが、上の子が病気になって入院し、付き添いと看病で母子手帳を取に行けなかったと来院されました。それでは、早く取りに行って持ってきて下さいねと言って、健診をしました。その5日後に母子手帳をとりに行ったのでと持参されましたので、補助の健診票をを切りました。後ほど、その票は、市に提出しました。それが2月のことです。
これまでも時々あることで、別に気に留めなかったのですが。

ところが、二か月後の4月、市から電話がかかって来ました。健診は2月10日になっていますが、間違いはありませんかと。はい、とお答えすると、それは母子手帳の発行の前に行われていますので、補助はできません。健診票はお返しします。再請求もできませんと。私たちはボー然です。では、そのお金はどうなるの?補助金をもらえなくって、提出した検査代、お金は私たちが持たなければならないってこと?もちろん、いまさらご本人に出してもらうなんてことはできません。

どうしようもありませんでした。これまでは、それが通っていたことなのに、行政の担当が変わると、突然、おかしなことが起こる、これまでも経験があったことなのですが、小さなクリニックにとって、18000円は痛いです。杓子定規なお役人の対応です。

むしゃくしゃしながら、何とかならないかと思い続けていました。

何にもできないでいたところ、また同じ人から電話がかかって来ました。やはり2月につわりがきつくて寝た切りで、母子手帳を取に行けなかったと言う方に健診をし、大きな病院に紹介しました。後でお連れ合いが母子手帳を持ってこられ、補助のチケットを切りました。その方も、補助は出せませんのでお返ししますと。

二人も。それも二か月も経って。私は、怒りました。で、電話に出て、またですかと反論しました。お二人も続くと、もう黙ってはおれませんと。

この方は、つわりがきつくて、保健センターまで行けなかったと言われます。では、私たちはどうすればよかったのですか、母子手帳がないなら、健診はできませんと帰って戴けばよかったのですか。「私費で検査をして下さい」なんと、母子手帳がないなら、18000円頂きますと言うのですか。18000円ですよ。

この項、続きます。

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気が重いこと②名古屋の少女について

気が重いこと①で「親に言えない」ことを取り上げました。

偶然なのですが、昨日、名古屋で高2の少女が鞄に赤ちゃんの遺体を入れて警察に出頭したという報道がされています。少女は逮捕されて調べを受けていると。

ああ、やっぱり。ここにもまた誰にもSOSを求められなかった少女が一人いる、追い詰められて、どうしようと悩み続けて、とうとうこのようなことになってしまった少女。これは珍しい事ではありません。修学旅行先で出産して女子高校生が逮捕されたということもよくあります。

これらは周りの大人たちの責任だと思います。

私がいろいろな講演で使っているスライドの一部です。

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これまでも、同様のケースでは、家族が妊娠に気づいていたかでは否なのですね。

報道によると、少女の両親からも事情を聴いているとあります。ネットなどでは、親はなぜ気付かなかったのかという論調も見られます。それは無理。毎日共に過ごしていると、少しずつの体の変化はなかなか気づきません。時を置いて会うとえっ?太った?などと気づくことはありますが。

なぜ周りが気づかなかったのかではなく、なぜ少女が周りにSOSを求められなかったのかという問題でしょう。

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世間では間違われていと思うのです。これまで何事もなく、いい子で過ごしてきた少女ほど、誰にもSOSを求められないのです。少々親に心配や迷惑をかけて来た子であれば、叱られることを覚悟で「お母ちゃん、実は」と言ったり、親には何も言えなくとも、友人に相談し、共に学校の養護教諭の所に行ったりして、何とか医療機関に繋がったできるのですが。

それから、今、子どもたちはちゃんとした知識を与えられていません。
性教育バッシング以来、このスライドの1に書いているようことは伝えられていません。

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「たった一人でもいい、周りに大人の相談相手がいれば、救われる子どもが沢山いる」私は、こう訴え続けてきました。

このような時、逮捕され、法的にも、社会的にも、責任が問われるのは女の子ばかりなのだと。男には何にも問われないのだとも。

家族や学校や、すなわち大人たちが変わらなければ。すなわち文科省も変わらない限り、この少女のようなかわいそうなことは続くでしょう。そう断言します。

他の行政の情けない対応について書くつもりだったのですが、この少女の報道があったので、緊急にこのことについて書きました。まだ続きます。

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原爆ドームとバラ

出勤途中の平和公園です。原爆の子の像の横にばら園があります。今、満開できれいです。薔薇の美に反するように、ドームが泣いているように私には見えます。 私をしっかり見て!!と。

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平和公園は連日沢山の観光客です。今、資料館は改装中で、仮の展示しか行われていません。一瞬にして何十万人もの人の命が奪われたのだと、そんな社会は二度と作ってはいけないのだと、ドームが訴えているように思うのですが。


昨日は、午前中歯医者さんへ。交通事故の大けがから復帰されたドクターに治療して戴きました。患者さんは変わらず多く、みなさん先生に治療して頂けることにニコニコです。歯科衛生士のみなさんたちがさりげなくフォローしていらっしゃる様子もよく分かります。私たちもそうですが、やっぱりスタッフは大切ですね。

家に飛んで帰ってお弁当を作り、それを持って午後は電話当番へ。5時まで一人で当番。その間いろいろとすべきことが出来ました。

その後は、お楽しみ、カープへ。おかげ様でその前日とうって変わって、十分に楽しませていただきました。

その前日、破竹をたくさんいただきました。朝茹でてあく抜き。電話当番の前に破竹の実を煮て、お弁当のおかずに。夜カープから帰って、牛肉とジャガイモと玉ねぎと一緒に煮て、柔らかい所だけを酢味噌和えに。歯が治療中のため、繊維を切るように輪切りが主です。

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こうして季節の物を楽しませて頂けるのも、平和であってこそと思います。

明日から、また「気が重いこと」の続きを書きます。

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«気が重いこと①親の付き添い