結婚推進室「ぶ~け」を訪問して②

障がいのある人の結婚推進室「ぶ~け」についての千住真理子さんの文章の続きです。(実は、朝早く起きて転載を書いたのですが、本当に最後のところで、パソコンのミスタッチ。それまで苦労して書いたのが、ぱあっと消えてしまいました。私のミスタッチは大したことなかったし、これはやはり新しくなったココログの問題ではないかと思っています。ショックは大きく、それから今日一日つらかったです。朝のショックは一日続きますね。やっと今気を取り直して、さあ、もう一度。)

 【「ぶ~け」の組織について】

 「ぶ~け」の専任者は子育て経験もあるベテランの支援者の女性3名ですが、他に事業所との兼任者が2名、そして入職1~5年目までの若手の職員8名で作る「ぶ~け支援委員会」があり、他に14事業所に1~2名ぶ~け担当者がいます。これはグループホームの世話人さんや事業所の生活支援員さんがなられます。カップルでグループホーム生活をされている方がほとんどなので、直接の支援は世話人さんがされます。これらの人たちが集まって、イベントを考えるだけでなく、スタッフの研修会を開いたり、今までの実績調査や研究もなさっているそうです。若手の職員さんは、いろんな事業で体験を積むということで、2年で換わっていきます。若い人たちの感覚がいろいろなイベント開催で生かされているそうです。恋愛や結婚の支援を若いうちに経験をするというのは、これからの長い支援者生活に大変生かされると思いました。恋愛や結婚もふつうのことととらえ、支援の質が変わってくると思いました。また、若手とベテランの組み合わせ、そして日中生活を支える人、家庭生活を支える人、そのシステムの作り方がとても考えられていると思いました。いろいろなカップルを支援する中で生まれてきたものではないかと、感じました。


【自分磨きの講座について】

 自分磨き講座は月1回程度に開催され、身だしなみ講座や携帯マナー講座、お肌の手入れの他に、性教育の講座もありました。これについては今までなかったのですが、いろいろなカップルを支援されてきて、やっぱり性教育は必要ということで昨年から実施されるようになりました、同じ法人で運営している訓練校での性教育を活かしているそうです。

(少し略します)

3. 婚活パーティーへ

 婚活パーティーは結婚式場でありました。広い披露宴会場に、今回の参加者は約60名です。そしてぶ~毛のスタッフ、私たちで約80名の参加者がありました。(略)


【婚活パーティ】


 まずは食事です。10人の円卓です。席は、スタッフの腕の見せ所で、この人とこの人が合うのではと思われる人は、隣同士の席にしているそうです。ほぼ食べ終えたところで、自己紹介タイムです。自分の名前と年齢(これは言わなくてもOK)、趣味の紹介です。それが終わると、ゲーム大会です。じゃんけん列車(弱県をして負けた人が勝った人の後ろに回る。最後に大きな円になる)をし、1位の人には商品があり、2回しました。次に2組に分かれてのリレーゲームです。2人がペアになり、背中にボールを挟んで指定された所を回ってくるというものです。ペアもスタッフが決めています。女性がどうしても少ないので、男性同士のペアもありました。堺のセミナーの若いスタッフも参加。その感想は、「決まった相手と一緒に真っている時はワクワク。始まると背中合わせでドキドキ。走り終えると二人の気持ちは達成感でいっぱい。なかなかいいゲームでした。」きっと皆さんの思いも一緒でしょう。2つのゲームは、共にからだの触れ合うゲームというのも、考えられています。親近感が増します。自然なふれあいですが、心が高まります。にくい演出です。

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この写真は、手作りの冊子の裏表紙に掲載されている「障害者権利条約」の抜粋です。

(婚活パーティは、この後、交流タイムや告白タイム、カップルの成立などに続きます。また明日。)


 

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結婚推進室「ぶ~け」を訪問して①

堺の「せいかつをやたかに障害児・者性教育セミナー」に参加した時、会の前日の懇親会の後に実行委員会の千住真理子先生に聞いた話がとても興味深くて、もっと知りたいというと、翌日、手作りの冊子をもってきてくださいました。

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この本について、またお知らせすると言いました。読むほどに、これは、私がまとめて書くよりも、せめて一番最初にある千住さんの文章だけでも、転載して皆さんに読んでいただいた方がいいと思いました。それで、千住さんにお伺いをしたところ、広めたいので、どんどん使ってくださいと、気持ちよく許可してくださいましたので。ここに何日かかけて、転載したいと思います。一文字ずつキーをたたくことで、より私自身の意識を深めることになりますので。

「ふつうの場所で愛する人との暮らしを」  
          せいかつをゆたかに実行委員会代表  千住真理子


1.はじめに

  青年の性のセミナー「せいかつをゆたかに」を堺で行って13年が経ちました。昨年、青年の性のセミナーと支援者・保護者を対象にした性教育セミナーを行っている「せいかつをゆたかに実行委員会」の活動が評価され、読売福祉文化賞を受賞し賞金100万円を頂き、このお金を何か意義のあることに使いたいと思っていました。そして、私の心に残っていた滋賀の青年の言葉、「いつまで勉強するねん」。彼は、性を学び始めて10年以上経っていました。"いつになったら彼女ができて、お付き合いを始めることができるんだ~"という心の叫びでした。青年のセミナーに参加している青年たちも、同じような思いをもっているのではないかと思います。彼らには出会いの場がないのです。

 その出会いの場を作り、支援をしている長崎の社会福祉法人南高愛隣会の「結婚推進室ぶ~け」の見学に、いつか行ってみたいという思いは、心の隅にずっとありました。それを後押ししてくれた人がおり、「気になるんだったら、見てきたらいい」の一言が、"そうだ、お金もある。セミナーのスタッフに相談をして見に行こう"という気持ちが沸き上がりました。それがまとまり、セミナーのスタッフ7名、そして障害児・者サークルの尾矢さんも加わって、8名で見学に行くことができました。
  (以下、少し略します)

2.ぶ~け室長納谷さんとの懇談
 (少し略します)


【「ぶ~け」の生まれたきっかけ】

「ぶ~け」の生まれたきっかけは、『当時理事長さんが国から表彰されたときに皆さんが集まり、お祝いをした。その中に光輝いている人たちがいた。その人達は結婚やパートナーがいる人たちであった。そして子育てをしている人は生き生きとしていた。「なんでこんなに違うのだろ」と原因を考えると、はっと気づいたのが「隣に愛する人たちがいる」ということだった。平成14年の年末にそう感じて、正月に職員が全員集まった時に「私たちは間違っていた。だから、今から愛する人と寄り添って生活できるものを考えよう」「男性と女性の好きでも、男性同士、女性同士でもいい。誰でもいいから、ただ隣に愛する人がいるという生活をめざそう。結婚にこだわらず同棲でもいい」』それから、「ぶ~け」が生まれ、いろいろな活動につながっていきます。初めは、保護者や職員さんに「寝た子を起こすな」や「仕事が増える」というような反対もあったそうです。また、それまでも保護者の反対で潰れたカップルが何組もあったそうです。
 理事長の強い意志とカップルの輝きが、結婚推進室「ぶ~け」の誕生につながりました。

【「ぶ~け」の目的】

 「ぶ~け」の目的は、「ふつうの場所で愛する人との暮らし」の実現です。そのために「出会いのチャンスを作る」「交際のフォローアップ」「暮らしづくりの応援」「子育てや家族生活に至っても、豊かな暮らしが続くようにサポート」です。その活動は、婚活パーティーもされますが、素敵な自分になるための「自分磨き」講座もされています。「自分磨き講座」があることで、婚活パーティーへの参加の服装や意識が変わったそうです。それまでは普段着やジャージでの参加もあったそうですが、女性はおしゃれをしたり、お化粧をしたり、男性も服装を気にされて素敵なかっこうになってきたそうです。そういう学びがあり、ちょっと緊張して参加できる場があるのは、皆さんにとって生活の質が変わってくるなあと思いました。

 また、「ぶ~け」では、ボーリング大会や映画鑑賞などの催しなどもありますが、「ぶ~け」の主催となると、参加されるみなさんが、仕事をされているときと全く違う顔で参加されるそうです。それは、相手を探すという目的があるからだそうです。"カッコイイ自分になる""相手を見つける"という気持ちがとってもいいですね。トキメキを持って参加する、その気持ちがいつもと違う顔になるのでしょう。

(明日に続きます。)


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堺での講演、無事終了です。

昨日は、堺での講演、何とか終えました。たくさんの人がいらっして下さいました。特別支援の先生方や、施設やNPOの方や、保護者の方たち。こんなにも、障害のある人たちの性と生の活動をしていらっしゃる方がいる。私も大いに元気付けられました。写真は、私の話を終えて、スタッフの方が午後のスケジュールや性教協の説明をしていらっしゃるところです。

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講演中の写真は、伊藤修毅さんのフェイスブックからいただきました。

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私が考えたのは、もう日ごろ障がいのある人達に接している人にお話しをするのですから、そして、私は医師だから。もう一つ。ずっとずっと性教育を学んできたのだから。私にしかできない話をしようと。「障がい」にこだわらず、「障害のある人もない人も豊な性教育を受けて、豊な生活を送られるように」という立場で話をしようと。結果的には、それが良かったと言って頂けました。

午後、様々な実践の分科会でしたが、実は私はそのまま帰らせて頂きました。その次の講演の資料作りがまだ出来上がっていなくて、それがとても気になって。早めに家に帰って、すぐにそれに取り掛かったという次第です。昨夜も遅くまで頑張ったけど、まだ出来上がりません。それで頭が一杯で、眠るのも無理でした。

ところで、「せいかつをゆたかに実行委員会」の千住真理子先生から、こんなのを頂きました。

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障がいのある人たちの出会いや結婚や子育ての支援をしている人たちのところに見学に行ったその報告集です。これはすごい。「障がいのあるひともない人も」好きな人とともに過ごすというのは、大きな喜びです。それがまだまだだと考えた人たちが、そんな取り組みをしています。この報告集、もう少し読み込んで、またご報告しますね。

お世話になった皆さま、ほんとうにありがとうございました。まだまだ学習と実践を続けましょうね。私も頑張りますよ!!落ち込んでなんていられません。

 

 

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大阪、堺です。

おはようございます。大阪、堺の夜明けです。

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昨夜のうちにやって来ました。新大阪から次々と乗り換え、西九条、新今宮、そして堺東と順調に来たのに、なんと、駅からホテルに真反対を歩いておりました。

30分ばかり遅れて、スタッフの皆さんたちとの食事会に参加させて頂きました。

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ホテルや今日の会場の近くのお好み焼き屋さんです。

皆さんと話していて、ほんとうにこれまで心身に障害のある人の性教育に取り組んでいる方たちで、尊敬する方たちばかりでした。私が、障害のある人の性教育の中でいつも例に取り上げる永野先生もいらっしゃるし、性教協の障害児サークルのベテランのメンバーもいっぱいで。沖縄や仙台や、東京からの方たちも。

ますます戸惑いました。これまでの私の話の多くは、障がい児や人に関わっているも、性教育にはあまり取り組まれていない方たちが対象でした。今回、この方たちに私が何を話せばお役に立てるのか。話しながら、ごちそうを食べながら、頭が忙しくなりました。

そこで、ホテルに帰って、スライドの作り直しです。皆さんに配布するのと、当日私がするのとは異なります。患者さんのプライベートなことを印刷することはできませんので。

その、今日するスライドにいろいろと付け加えて、低用量ピル、緊急避妊薬、子宮頸がんワクチンなど、日本の女性行政がどう扱われてきたか、障がいのある人のLGBT、そして恋愛、結婚。それらをしっかり入れて、作り直しました。それで、ちょっとホッとしました。今日は、お役に立てるような話ができると安心して休みました。

午後の分科会は、皆さんの取り組まれている性教育の実践の発表です。どれかに参加して勉強して帰ります。

昨日のごちそうです。お好み焼き屋さんでも、いろいろなお料理が。

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これは、焼きそば。うどんのように太く、ホルモンが入っています。まるでホルモン焼うどん。これに卵をつけて頂きました。

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デザートはフレンチトースト。ネットで調べていて、フレンチトーストは絶対食べたいと思っていたら、出てきました。

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楽しく、おいしく、いろいろと勉強になりました。皆さん、ありがとうございました。今日は頑張ります。

 

 

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産んでも育てられない時に避妊のない性は暴力です。

連日、緊急避妊薬を求める人たちが来院します。それだけでなく、妊娠・中絶を求める人も。これらの若い人たちと接していて、ほんっとに一体どうしたらいいのかという気持ちになります。

どうして、「避妊のない性は妊娠する」という当然のことがわかっていないのでしょうか。妊娠した女性が、当然彼と結婚して出産すると思っていたら、相手は「子育てをするつもりはない」といったと。では、どうして避妊しなかったの?と聞くと、「忘れてた」といったと。「わすれる!!」避妊しないと妊娠する、この当たり前のことが頭から飛んでしまうのですね。もう、さんざん言い続けているのですが、「妊娠しても産めないとき、避妊のない性は暴力」ということもわかっていないし、そもそも性交の前に、「妊娠してもいいのか」という話しあいもされていません。

避妊しなくても、大丈夫でしょう、と彼が言ったという人も。彼女が不妊であるとか、彼が不妊であるとかという、何の根拠もないのに。

本当に、ちゃんと性教育をしなければ。


世間では、性教育はされていと思っているようですが、まったくと言っていいほどなされていません。その代わりの教科書が「アダルトビデオ」であり、アダルトビデオでは、避妊の話や性感染症の話など出てきません。

中日新聞が書いてくれました。

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東京新聞ウェブ版はここです。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/202001/CK2020011002000180.html

性被害。強制性交などの犯罪でなくとも、身近な恋人同士でも、「避妊」というマナーが守られていないという、現実。もう、そろそろわかってよねと思いながら、長年、変わらぬ気持ちで診療しています。

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講演会のご案内の続きです。

講演のスライドづくりに追われています。1月19日の堺での講演のスライドです。ここにきて、これまで障がいのある子や人の子育てや生活のサポートをしている人たちに、私が偉そうに話をしてもいいのだろうかとちょっと怖気づいてきています。

 私の現場で、私が対応してきたことをお話することで、少しでも皆さまのこれからのお役に立てれば、と思いながらスライドと他に配布する資料作りをしました。

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25日、山梨でする講演の資料です。私の現場での性被害や、広島の性被害ワンストップセンターでのお話です。今回、改めて広島のワンストップセンターを請け負っているNPOの組織を見てみました。これまで、懸命に走りながら組織づくりもされてきましたが、なんとも、強力な布陣ができています。36人もの人がその持てる力で精一杯取り組んでいます。それらのお話をすることで、山梨の方たちのお役に立てますように。まだスライドづくりの途中ですが・・。頑張りましょう。でも、山梨まで行くのって、ほんとうに大変です。どうやって行くのが一番いいのか、まだ検討中です。

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この後の広島での講演の予定です。
 
2月9日には、こんなテーマで話します。

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そして、16日は、全国から来られる皆様へ。女性支援地域連携フォーラム、キャラバンは昨年行われる予定でしたが、集中豪雨の被害で、いったん取りやめになりました。ここで、再度行われることになってうれしいことです。基調講演の戒能先生のお話は私は久しぶりです。そして、一緒にシンポジウムをする皆様、岡山の貝原さん、広島の中本さん等にお会いできるのも、とても楽しみです。それに、北仲先生とご一緒なので、私は心強いです。お話は別々で、私は特に特別養子縁組についてする予定です。

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それぞれの講演会を企画してくださった皆様、頑張ってお話しますので、どうぞよろしくお願いします。

 

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二つの会のご案内です。

これから次々と講演会が開かれます。そのご案内を。

今月25日、広島の弁護士会館での講演会です。私の患者さんでも、性被害ワンストップセンターでも、いわゆるデジタル性被害に遭った人たちが増えています。それは、都会だから、地方だからという差は全くなくなってきました。ネットの世界は、生活している地域は空間を越え、関係なくしています。

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先日、こんな本を読みました。

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今、若者たちが「教科書」にしているAVが、どのように出演する女性たちを引き入れ、それによりどのような心の被害が起こっているか、その彼女たちのSOSに応え、日々、救援の活動をしている人たち。その「ポルノ被害と性暴力を考える会」の活動には、共感と尊敬の念を覚えます。

ぜひ、その活動とこれからの若い人たちに何を伝えなければならないか、それらを聞いてみたいと思います。広島でのとても貴重な講演会です。多くの方が参加されますように。

それから、次の日曜日ですが、これは大阪・堺での会のご案内です。

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障がいのある人の性教育について、私の講演と分科会があります。主催する会は、このような本も出版されて、障がいのある人の性教育の実践を重ねられている方たちです。

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私の話がどのようにお役に立つがわかりませんが、私がこれまで積み重ねてきたもてるものを精一杯お出ししてお話するつもりでいます。多くの方にお会いできますように。

 

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赤ちゃんの写真の年賀状

今年もたくさんの年賀状が来ました。仕事柄、赤ちゃんの写真の賀状が多いのですが。中でも、特別養子縁組で新たな家族になった方たちの賀状はうれしいですね。

 それと、高校生というとても困難な状況での妊娠、回りの説得にもがんとして抵抗し、学校にも排除される中で産み、育てている人からの年賀状はうれしいですね。今年は第二子にも恵まれるのですって!!

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その陰に、きっと、年賀状を買うこともできなかったはずの、極貧の中で生活している若いシングルマザー、DVで姿を隠さなければならない状況にある人たちにも、思いを馳せます。

そして、何よりもうれしいのは、実母で、赤ちゃんを手放した後、しっかり立ち直ってその後の人生を歩んでいる人からの年賀状です。

みんなみんな、どうぞ、お幸せに!!

特別養子縁組は、その法律がかわったことにより、ますます私のような立場の者は、ともすれば排除されそうで。でも、だからこそ、しっかり踏ん張ってギリギリまで辞めない、限界まで頑張って続けようと思います。特別養子縁組が成立した後も、いつまでも赤ちゃんと実母、養親さん両方にしっかりコンタクトを取りながら、きめ細かいケアをしていきたいと思っています。

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特別養子縁組・家庭裁判所への上申書③

二日間特別養子縁組についてのお話が中断しています。今日は、その続き、家庭裁判所への特別養子縁組の申し立てをするときに共に提出した私の上申書の続きです。が、ここからは、養親、実母共に個人的なことを書いていますので、とぎれとぎれになります。

前回の続きからは、順番が次になったので、家庭訪問に行ったこと、そこでの家庭環境は問題なかったこと。むしろ、とてもいい環境の中で、赤ちゃんを育てたいとの熱意を十分に感じ取れたことなどを書いています。その時には、私はパソコンをもって行って、特別養子縁組をすることについての、心構えや、今後の流れなどのお話もしています。その後です。

「〇〇ちゃんの実母、〇〇さんが母親と共に初めて私のクリニックに来られたのは、2018年〇月〇日のことです。その前に、〇〇さんの親権者である母親の〇〇さんが職場の上司に相談をし、その上司が以前の私の患者さんであることから、私に電話で相談があって、当院に来られることになったものです。

 〇〇さんは、15歳の高校一年生。その前日に他の産婦人科で妊娠8か月、中絶は不可能であるとの診断を受けていました。私の診断でも、確かにその通りで、推定妊娠28週、分娩予定日は2018年〇〇月〇日としました。もう中絶は不可能で、産むしかないこと。生んだ後、子どもはどうするか、ゆっくり時間をかけて考えましょうとお話しました。これまで産婦人科での診察を受けていないので、いろいろとしておかなければならない検査もあります。早く母子手帳をもらってくるように、母子手帳についている補助を使って検査をしましょうなどとお話しました。

 相手の男性とは、付き合っていたわけではなく、半ば強引な性であったと。〇〇からはは会ってもいないし、会いたくないし、まして一緒に子育てなど絶対にできないという事でした。その人との間の妊娠に間違いないのだけれど、そのことを母親が告げに行った所、けんもほろろであったと。一度、私に男性の母親から電話がかかったことがあります。息子の子であることは認めない、もし必要なのなら、DNA鑑定で親子であることの証明をするようにと言われました。

何度かの話し合いで、〇〇さん親子はすっかり傷ついており、もう生まれたことも、養子縁組をすることも、一切告げたくないという事でした。それは、男性の側が自分の子であることを認めないのだから、それでいいのではと思います。

 〇〇さんは、母子手帳をもってきた後から、妊婦健診にきちんと通ってきましたし、学校にも続けて通いました。問題は、学校です。〇〇さんは、とても学校が好きで、それまで休んだこともなく通学していて、そのあともずっと学校に行きたい、そこを卒業したいという希望をもっていました。今、日本では、高校生で出産をして、その学校に続けて行けるのは、とても難しい状況です。

さらに、子育ても自分でしたいとの想いも持っていました。どうやって学校に行きながら、子育てをするか、それはなかなか困難なことでもありました。健診の時だけでなく、計6回ほど、赤ちゃんをどうするか話しあい、結局泣く泣くですが、赤ちゃんは自分が育てるよりも幸せにしてくれる方に養子として育ててもらいたいとの結論を自ら出しました。

 学校には、お母さんが担任に会いに行き、事情の説明をされました。望んでの妊娠ではなかったこと、出産をするけれど、その子は養子縁組で手離すこと、本人は、学校が好きで、このままここで学びたいと強く希望していることなどを話されました。そして、学校で検討した結果、学校としても、彼女を支えましょうという事になるでしょう、それまでまじめに通っていたので、出席日数も十分だし、試験については、レポートを出すことで変えられるでしょうとのことでした。それらの方針が一応出たのは、すでに妊娠30週になっていました。学校は、そこからお休みしています。正式に二年生として学校に行けるとの決定が出たのは、〇月になってからです。

 私は、広島市の児童相談所の地域のかかりの方にその旨を連絡しました。

そして、〇月〇日に順番が来ている〇〇さんに連絡を取りました。それまでにも、何度か電話でお話していたのですが、連絡をしたとき、〇〇さんご夫妻は、昨年10月に児童相談所での里親研修も受け、実習もしたとのことでした。ご夫妻とも、フルタイムで仕事をしているけれど、赤ちゃんが来た時点で〇〇さんは仕事をやめることになっているとのことでした。おそらく、〇月には赤ちゃんが生まれるでしょう、その準備、心構えをして下さいとお話しました。その後、何度も連絡を取り合いました。実母さんの状況についてもお話しています。

〇〇さんは、産んだ後の方針がしっかりし、それが揺るぎないことを確認して、〇月〇日に〇〇病院に紹介しました。〇〇病院では、これまでも養子縁組となることを理解しての出産の対応して下さっています。〇月〇日から、〇〇病院で健診を受け、〇月〇日に無事出産しました。

 お母さんから連絡を受け、その日に〇〇さんと赤ちゃんに会いに行きました。〇〇さんは、苦しい思いをして出産した後も、養子縁組で赤ちゃんを手離す気持ちは変わらないという事でした。お母さんとはすれ違いでしたが、〇〇さんのそばから電話でお話しをし、お母さんも養子縁組の気持ちは変わらないという事でした。そして、出生届を出しに行くこと、養子縁組の書類に記入してもらうことなどの打ち合わせもしました。

 〇〇さんにもその日に連絡をし、名前を付けて頂きました。ですので、赤ちゃんの名前〇〇ちゃんは(養親さん)ご夫妻がつけられました。赤ちゃんの写真を撮って、すぐに〇〇さんにもラインで送りました。



翌日、〇〇さん夫妻が赤ちゃんに会いに来られました。私と待ち合わせをして一緒に病棟に行き、助産師さんから色々とお話を伺いました。赤ちゃんを抱いたご夫妻は、とてもかわいいと、大喜びでした。〇〇さんは、いったん帰り、用意をして〇日に〇〇病院に教育入院をし、子育ての練習をして、〇日に連れて帰ることになりました。

 入院してからも、私は〇〇さん会いに行きましたし、一度だけ、(実母さん)母子に会ってもらいました。というのも、〇〇さんが退院してからも、ずっと泣き続けているとお母様から連絡をいただいたからです。養親に会いますか?と尋ねました。会ってよろしくお願いしますと言ったら、気もすむかもと思ったからです。〇〇ご夫妻の優しい姿を見たら、安心するだろうと。そして、短い間ですが、ご夫妻と会って頂きました。〇〇さんは泣きましたが、「優しそう」とつぶやき、「よろしくお願いします」とご夫妻に握手をしてもらいました。そして、もう泣かないとも健気に言いました。それはかわいそうでしたが、それがこの子が幸せになる一番いいことだからと自分に言い聞かせていました。



ちなみに、〇〇さんは、〇月から高校の二年生として元気に通学しています。私も、退学を迫ることなく、今の状況を受け入れて下さった学校にはとても感謝しています。

なお、〇〇ちゃんの出生届は、私と〇〇さんの母親〇〇さんとで広島市〇区役所に提出に行きました。そして、その場で〇〇ちゃんの住民票は、〇〇の〇〇さんの住所に同居人として入れて頂くように手続きしました。

その後、〇〇さんとは主にラインで連絡をとりあっています。写真もたくさん送っていただいています。新生児の子育てはとても大変ではありますが、ご夫妻ともとても喜んで一生懸命に子育てをしていらっしゃいます。また、ご夫妻双方の親戚関係も赤ちゃんが来たことを皆さん祝福していらっしゃいます。

以下は、こちらからの問い合わせに〇月〇日に〇〇さんから頂いたメールの転載です。

「おはようございます。
子育ては順調です。今、ミルクを飲んだ所です。
今回、びっくりしたことがありました。それは、私が思った以上に主人が子どもが好きだったことに気付かされたことです。
仕事から帰って来たら、直ぐに〇〇の所へ、べったり離れず、寝ている〇〇にもやさしく話しかけています。とても微笑ましく、私は感謝と幸せを感じています。お世話も、家にいる時は全部自分がする勢いで、お風呂、ミルク、おむつ替えも積極的に手伝ってくれて助かっています。
親戚の方にも、お披露目して皆さんからも祝福され、3人で幸せいっぱいです。これから、産んで戴いたお母さんの思いも一緒に、〇〇をたくさん愛していきます。」

〇〇ちゃんは、きっと幸せにそだてて頂くことを確信しています。かくなる上は、一刻も早く、〇〇ちゃんが〇〇さんご夫妻の正式な子なりますように、審査、決定をよろしくお願いいたします。

なお、この特別養子縁組のお世話をすることに、私と〇〇さん、〇〇さん双方からの金銭の授受は全くありません。出産の費用は〇〇さんの扶養者であるお父さんの健康保険から直接病院に支払われました。赤ちゃんの入院の費用等は、国民健康保険の自費負担分について〇〇さんに直接病院に支払っていただきました。〇〇さんの教育入院、子育ての練習も、個室に入院の形でおこなわれましたので、その費用等、全て病院に直接払っていただきました。


 なお、(実母さん)とお母さんには、赤ちゃんを養子縁組にすることに異存はないかなどの調査があることは伝えています。

連絡先は以下のごとくです。


以下略します。」

記事の内容とは、まったく無関係です。名古屋で買った、東方神起のグッズです。手帳のように見えるのは、パスポート入れです。キーホルダーは、韓国語の教室の友人たちへのお土産です。ペンライトは、二本必要です。ホルターで東方神起のイニシャル「T」の字にします。真っ暗の中で、私も一つの赤い点になりました。

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名古屋ドームにて東方神起のコンサート

昨日は、日帰りで名古屋に行ってきました。朝10時に家を出て、夜11時半に帰ってきました。いえ、今回は仕事ではありません。純粋に一人での遊びというか、癒しというか・・。

実は、名古屋ドームでの東方神起のコンサートに一人で行ってきました。今回はドームツアーてしたので、広島には来てくれませんでした。福岡のヤフオクドームや大阪の京セラドームは、日程が合わず。仕方なく、遠いのですが名古屋まで行くことになりました。東方神起のコンサートに行くのは、まだ5人の時の2004年の6月。二人になってから2014年6月、その後二人とも兵役から帰ってきて2017年12月に福岡ドームへ。そして、2018年10月に広島で。今回5回目です。

名古屋ドームは、2年少し前にカープの試合を観にいったことがあります。その時、前夜に投げたにもにも関わらず、黒田さんが、もくもくと外野をランニングしていて、感激したものです。名古屋駅よりだいぶ遠いところにあります。

会場に入る前にグッズ売り場へ。トラック二台の写真です。ああ、やっぱりドキドキしますね。

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グッズは高価ですが、すごい勢いで売れています。

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買う物を買って会場に入ります。

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中は広く、高く、5階まであります。私は二階のスタンド席。写真禁止なので、始まる前だけ、まだ皆さん入り切っていないうちに。トイレも大行列でした。

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3万人ははいっているでしょう。これが、土・日・月の三日間、満員なのです・・。

コンサート、午後4時きっかりに始まりました。はじめと、途中、所どころで流される映像は、今回は全部英語で作られていました。子どもたちがバンドに興味を持ち、歌を作ったり、楽器の練習をしていたり。それを東方神起の二人が応援していたら、子どもたちの親が怒って連れ帰ります。残された二人の子どもたちだけで、演奏の練習を続けます。そして、ついに、舞台で公演・・多くの大人たちが聞きに来てくれて・・。

東方神起は、今回15周年です。その間に、とても大変な出来事があり、結局二人になりました。それらを彷彿とさせる映像でした。

変わらず、歌は力強く、ハーモニーも美しく、ダンスも本当にキレッキレで、何度か感涙でした。広大な会場を縦横無尽に動く舞台、二人が代わる代わる近くまで来てくれます。真っ暗な中で、聴衆が持つペンライトが揺れるさま、本当に写真に撮りたかった・・・ですが。

生演奏も、ダンスも、そして、たくさんのスタッフ、多くの方たちの尽力でこのコンサートが作られていることをまた、実感しました。

今日は、ちょっと感動を引きずって、まだボウッとしていますが、これからまだ続く講演の準備でこもります。また明日、名古屋の台湾ラーメンや帰りに苦労して買った駅弁のことなどを少し続けますね。

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