この4月から、いわゆる「メタボ健診・指導」(特定健診・特定健康指導)が、すべての保険者に義務付けられました。対象は、40歳から74歳までの全員です。何と、後期高齢者の方、75才以上の方はこれからははずされているのですね。
メタボ健診、お腹の周りを計ることで、医療費が二兆円も減額できると厚労省がもくろんでいると。それも、ペナルティーが付いていると。一体、これは何?もっと詳しく知りたい。ペナルティーて何なのか。こんな思いでいろいろと調べていたら、何ともおかしなことがいろいろと出てきたので、今日はそのご報告をします。
職場の健診で、または住民健診で、おへその高さでお腹を計って、男は85センチ、女は90センチ以上ある人で
1.空腹時血糖100mg/dl以上 または(空腹でないとき)HbA1c5.2以上
2.中性脂肪150mg/dl以上またはHDL(いわゆる善玉)コレステロール40mg/dl未満
3.血圧130/85それぞれ以上
これらのうち、二つ以上が当てはまるとメタボリックシンドロームと、当てはまるのが一個の人は、予備軍とされます。
そして、ゼロの人には情報提供、予備軍の人には、動機付け支援、メタボとされた人には、積極的支援という指導がされます。
その指導もおもしろいですよお。たとえば、個別指導であれば、一人20分以上、グループ指導であれば、一回80分以上とか。それも、動機付け支援の人は原則一回の指導ですが、それの評価の時期を設定されます。積極支援の人は3~6ヶ月の指導(内容も詳しく書かれていますが、ここでは略します。)もちろん、評価の時期の設定もされます。
写真が悪くて申し訳ないのですが、たとえばこれは支援用のペーパーです。
無理なく内臓脂肪を減らすために~運動と食事でバランスよく~
腹囲が男性85センチ以上、女性85センチ以上の人は、次の①~⑤の順番に計算して、自分にあった腹囲の減少法を作成してみましょう。
①あなたの腹囲は?① センチ
②当面目標とする腹囲は?② センチ
③当面の目標達成までの期間は?
●確実にじっくりコース (①-② cm)÷0.5cm/月=③ か月
●がんばるコース (①-② cm)÷ 1cm/月=③ か月
●急いでがんばるコース(①-② cm)÷ 2cm/月=③ か月
④目標達成まで減らさなければならないエネルギー量は?
(①-② cm)×7000kcal=( ④ kcal)
(④ kcal)÷(③ か月)÷30日=一日あたりに減らすエネルギー kcal
* 腹囲1cmを減らす(=体重1kgを減らす)のに、7000kcalが必要
⑤そのエネルギー量はどのように減らしますか?
1日あたりに減らすエネルギー kcal
身体活動・運動で kcal 食事で kcal
エネルギー量の例(体重80キロの方の消費エネルギー量)
普通歩行10分約25kcal 階段昇降5分約35kcal 軽いジョギング15分約100kcal
ごはん軽く1杯約170kcal カレーライス約760kcal メロンパン約460kcal 生ビール中ジョッキ約200kcal
このような指導を受けるのですよ!!大の大人が。
そして、何とこれにはペナルティー、罰則が設定されているのです。明日、これについて述べます。それから、このメタボの医学的信頼や健診への疑問、問題点についてもお話します。

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