韓国語の教室の新年会でした。

昨日は、今年度初めての韓国語の教室。新年会をすることに前から計画しておりました。早くに教室を終えて行ったのはここ。

1

中の棚の国際ホテルの向い側、サバのお店の隣、ナカノターナーズの食べ放題飲み放題のコースを予約していました。お店はお客さんでいっぱいでした。

お肉・ステーキを初めとして何でも食べ放題。まずスパークリングワインで乾杯して、その後は、怒涛のごとく食べました。サラダ、ローストビーフ、エビの何とか。

5
熟成肉のステーキ、ターナーズステーキこれらはお替わりもしました。

8

6
ニョッキにはゴルゴンゾーラと蜂蜜がかけてありました。美味。そしてカマンベールチーズの蒸し焼き.表面がカリカリ、これにも蜂蜜が使ってありました。

7

9
まだまだ、ガーリックチャーハン、パスタ、そしてデザートも二種。まあ、よく食べましたよ。

Fullsizerender
ほぼ食べつくして、記念写真です。とても楽しい仲間です。

3
新年を迎え、私は遅刻しないことを宣言しました。毎週月曜日、いつも患者さんが多くて、なかなか間に合わないのです。でも、こんどから工夫をして、間に合うように行って、しっかり勉強しようと思います。と言いました。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

性教協中国ブロックセミナーでの針間先生のお話。

昨日は、山口県徳山市での性教協中国ブロックのセミナーでした。午前中は三つの分科会。私たちはその一つで「多様な性の基本のき~きめ細かな対応のために~」をスクールカウンセラーの中島さん、小学校理科教師の城さん、そして私の三人で行いました。この三人の組み合わせでは三回目です。前回は昨年夏、性教協の全国大会の分科会で行いました。それから、三人とも少しずつバージョンアップして楽しくすることができました。

午後は、東京、お茶の水のはりまメンタルクリニックの針間克己先生のお話、「一人ひとりの性を大切にして生きる~多様なセクシュアリティへの理解と対応~」を聞きました。配布されたプログラムでは次のように紹介してあります。

『宇部市出身。「性同一性障害の性別の取り扱いの特例に関する法律」の立法に際して国会議員の勉強会の講師を務められた医学博士です。「一人ひとりの性を大切にして生きる-
インターセックス。姓同一性紹介、同性愛、性暴力への視点」をはじめ多くの著書があります。』
それはそれは楽しく有益なお話でした。

例えば、Sexualityや性別、性自認、性指向などの語源など、これまで考えてもみなかったことを教えて頂きました。歴史から来ているこれらのことばの考察、楽しいですねえ。もっと、レズビアンの語源、ゲイの語源も。ギリシャの女流詩人サッフォーは女性同士の恋愛の詩を書いたと。レスボス島を舞台にした恋愛であったと。その島から来ているが、今、レスボス島を検索すると、トルコのすぐ先にあり、イスラムから見てはじめてのEUであり、多くの難民が押し寄せた島であると。その島に難民が押し寄せたことは知っってはいても、それがレズビアンの語源となった島であるなんて、全く知りませんでしたよ。


それから、ゲイやバイセクシャルの芸能人の話とか。日本での当事者や世界での同性愛の人たちの歴史や頑張りとか。


1

うんちくがあって、私たちの視野をうんと広げて頂きました。

いくつか、印象に残ったことを。ランダムですみません。

なぜジャンヌダルクが処刑されたかとか。なぜドイツナチスは同性愛の人たちをホロコーストで殺害したかとか。

日本が性同一性障害の人達の戸籍の変更が可能である法律ができた2003年。イギリスでは、世界で初めて手術をしなくとも性が変更できるようになったこと。

日本では、2016年までに6906人が戸籍の変更をしたと。

それから、思春期の性別違和について。

1.思春期は性別違和が強い/強まる時期である。
2.思春期は性別違和が不確実/不確定な可能性がある。
3.よって、その対応には一層の考慮を要する。

それから、子どもの性同一性障害について

・大人の性同一性障害は子どものころから、と振り返る。
・しかし、子どもの性同一性障害がすべて、大人の性同一性障害になるわけではない。
・違和感がなくなる場合や、同性愛になる場合も。

大切なのは、見守ること。受け入れること。知識を伝えること。よりよい自己決定の援助であること。

目標は、自己肯定感の向上であり、QOLの向上であること。

これらの事をこころして今後の診療に当たりたいと思います。針間先生と、山口のスタッフの皆様に感謝します。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出雲一泊二日の旅⑤

おはようございます。山口県徳山です。大分に行くとき、時間が合えば、この徳山から大分の国東半島竹田津に着くフェリーに乗ります。その海が左に見えます。


Photo

度々来る徳山ですが、泊まるのはめったにありません。昨夜、結局新幹線で来ました。のぞみで21分。なんと速いことよ、いつも車で一生懸命来るのは何なのかと思いました。そして、徳山市内での懇親会に出ました。久しぶりに会う方たちと楽しくおいしくおしゃべりをしました。今日は、性教協中国ブロックのセミナーです。10時から、広島サークルとして、城さんの小学校での授業、中島さんのカウンセラーが行う高校の教師対象の職員研修、そして私からは臨床の場からの報告、三人でLGBTについての研修をします。準備、ばっちりです。

出雲での最終の報告です。堀川めぐりの船を降りて、歩いて出雲そばを食べに行きました。途中、こんなお家がありました。

8

うーん、県庁所在地に原発があるのは島根だけです。『事故の時、「安定ヨウ素剤」は県庁にて入手可!』と書いてあります。これをいつも目にしながらの日常なのですね。

お蕎麦屋さんでは、それぞれが好きなお蕎麦と、他に赤貝の煮物、かき揚げ、マイタケの天ぷらなどをみんなでつつき合いながら、また沢山おしゃべりしながらたらふく頂きました。

Photo_2
この出雲のたった一泊の旅でしたが、よく食べ、よく笑いました。初めにも書きましたが、これも亡き両親のおかげですねえ。こんな楽しい機会は今度はいつ来るのでしょう・・。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出雲一泊二日の旅④

玉造で一泊してチェックアウトした後、雨の中向かったのは国宝に指定された松江城です。雨だからでしょうか、人は少なかったです。

22

21
最上階まで、木製の狭く急な階段を私はぜいぜいはあはあ言いながら上がりました。孫は喜んでスイスイです。階段大好き、走るの大好きという子です。負けますねえ。

2_2 3

途中いろいろな展示物を見ながら。ちなみに、城内はカメラO.K.。ご自由に撮影下さいだそうです。最上階からは宍道湖が見えます。雨でかすんで残念。お天気が良かったら、大山まできれいに見えるそうです。

4_2

お城から出たら、今度は堀川めぐりです。船に乗って、お城の周囲を回ります。船にはこたつが。船頭さんのお話やドジョウ掬いの安来節を聞いたりしながらゆったりと景色を楽しみました。

4
沢山の橋の下をくぐりますが、橋が低い所に行くと、屋根が下がります。私たちは、頭をこたつにくっつけて低くします。これが面白いのですね。

2_4

1_3

船から見たお城です。川には沢山の水鳥がいて餌をとっています。日本海の水も入っていて、魚も豊富なお堀だそうです。

3_2

船を降りると、出雲そばをたべに行きました。もう一日かかります。ダラダラとすみません。


『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出雲一泊二日の旅③

玉造温泉。湯質がとても良くって、体がつるつるになります。以前泊って従業員の方たちの感じがよかった所をじゃらんで予約をしました。これは、朝、雨の中で撮った写真です。


2

総勢9人。夕飯は個室にして下さっていました。


3

ひゃー、ごちそう。ズワイガニ、出雲牛のしゃぶしゃぶ、ウナギ、金目の煮つけなどなど。

4

5

食べきれませんが、そこは若い男たちが助けてくれました。

温泉には私は三回入りましたが、甥は六回だって。孫と一緒のお風呂は楽しかったですよ。夜10時頃から私たちの部屋で宴会です。夫はソファでダウンしていました。

6

孫には寝転んで本を読んであげたり読んでもらったり。私が読んだのはかぐや姫、孫が読んでくれたのは舌切り雀です。でも、とうとうダウンです。お土産のオルゴールを持ったまま眠りました。

Photo_2 Photo_3

次の日は国宝松江城に行きました。明日もう一日御報告をさせて下さいね。お堀の船がとても楽しかったのです。


『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出雲一泊二日の旅②

息子や孫たちと行ったフォーゲルパーク、花と鳥たちの楽しい所です。ぜひ孫を連れて行きたいと思っていました。


26

体育館よりもうんと広い温室の中で、真冬でも沢山の花が咲き乱れています。管理がほんとうに大変だろうと思います。ちょうど行ってすぐに広場でのフクロウやみみずくたちのショーがありました。鳥たちがお客さんの頭すれすれに飛んだり、客が投げたエサをキャッチしたりします。


15


8

ショーの後は、長いエスカレーターに乗って山に上がります。そこには鳥たちがたくさん。
11

9

10

24
餌を上げたり、手に乗せたり。私が写真を撮っていると、突然アイパッドに飛んできてびっくりさせられたり。モヒカンみたいな頭の鳥です。

12
沢山の美しい鳥たちに孫も大喜びで、でも少し怖くて自分の腕に乗せたり、餌をあげたりはまだできませんでした。

25 16


19 20
21 23


6
しっかり楽しんだ後は、姉たちが先に行っている玉造温泉に向かいました。もう少しご報告が続きます。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出雲一泊二日の旅①

1月7.8の一泊二日で行った出雲旅行。とても楽しかったので、少しご報告をさせて下さいね。息子一家は、その前日から出雲に入っていて、大社や日御碕灯台に行ったと。私たちは、大学一年生で若葉マークの甥の二女と私の二台に三人ずつ乗って、連ねて行きました。

私の先導で、後ろに気を付けながら。出発して一気に高野の道の駅へ。ここには雪が残っていました。雪に喜ぶ姉です。一体いくつ?


1_3
ここで一休みして、あとはノンストップで出雲へ。一畑電鉄の雲州平田駅で息子たちと合流。すぐそばの金光教の教会へ。そこでお祭りをしていただきました。私たちの参加は9人です。

2_2


祭壇の前での祝詞、みんなが玉串をささげました。孫も神妙に。その後はお墓の前で祝詞を上げて頂きました。

3_2

その後は教会の二階でみんなで楽しく会話をしながら、食事をしました。ビールやお酒は運転しない人だけです。

4

その後は、姉一家は、そのまま玉造温泉へ。私たちはフォーゲルパークへ。お花と鳥を観に行きました。これは、私のアイパッドのセルフタイマーで撮りました。初めてですが、うまく撮れました。

5

ここでは、きれいなお花、珍しい鳥たちと十分に遊びましたよ。鳥の数々を明日、お見せしますね。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

子宮頸がん予防ワクチンについて、終りに。

昨日、無事に島根から帰って来ました。出雲空港に息子たちを送りに行き、飛行機が40分遅れるということになって、空港でみんなでお茶という楽しいおまけもつきました。本当に楽しい二日間で、すっかり元気が出ました。これらについては、またご報告しますので見て下さいね。

さて、子宮頸がん予防ワクチンですが。そもそもこの予防接種を日本の厚労省が認可したとたん、まだ副作用といろいろと言われる前に、このワクチンへの攻撃が行われはじめました。そのきっかけとなったアピールの動画と、文書などの証拠はしっかりとっています。そのアピールは、「日本国憲法は無効です。大日本帝国憲法はまだ生きています」という弁護士さんがある会で行いました。

それによると、「このワクチンをうつと、不妊になる。外国の勢力が、日本の女性たちを不妊にし、日本国を根絶やしにしようとしている」というものでした。なんと。日本で認可されたのは、世界のやく100か国め。他の国ではどんどんとうたれているのですから、日本にに女性が不妊になる前に、すでに沢山うっている国の女性たちが先に不妊になって、それらの国の方が先に根絶やしになるでしょうに。

それからすぐに、私が言っている団体の機関紙が子宮頸がん予防ワクチンについて、大キャンペーンを始めました。それは今も続いています。

私は、性教育について、裁判の場で彼らとの熾烈な戦いを経験し、その後もかれらの観察を続けていますので、ああ、これでかれらの運動は、このワクチンに行くのだな、と理解しました。

でも、今回、彼らの運動に大きな力を与えたのが、マスコミの力です。何の検証もなく、彼らの言うことをうのみにしたようなマスコミの力により、日本は今のような状況になりました。

私は、これらのことを言い続けてきましたが、村中さんの素晴らしいのは、それを科学的に検証したことです。

昨年末にも、進行した子宮頸がんの若い患者さんを診ました。すぐに大きな病院に紹介し、治療を始めてもらっています。でも、いまや子宮の問題ではなく、命の問題になりそうなほど進行しています。このような患者さんに会うたびに、ああ、せっかくワクチンができているのに、このような患者さんはこれからも続くのだなあと、情けない思いをしています。

再度言います。子宮頸がん予防ワクチンの副作用の問題は、薬害ではありません。思春期特有の症状であり、同じ症状は、名古屋の大調査でもはっきりしているように、ワクチンを打たない人の方が多く出ているという事なのです。

これらの事を理解した人たちがお嬢さんを連れてこられます。私は、しっかり子宮頸がんについて説明し、本人に納得してもらってワクチンを接種しています。多くの人達にうって頂きたいと強く願います。

出雲から帰り、甥の希望で高速ではなく、54号線を走り、三刀屋に行きました。藤原鮮魚店で焼きサバを買いたいのだと。まだ開いてるかと心配しながら行きましたが、セーフ。残っている焼きサバを六匹全部買って帰りました。今日の晩御飯は焼きサバです。

Fullsizerender


『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

村中璃子さん、授賞式での講演3.

 おはようございます。雨の玉造です。昨日は、母の25周年、父の15周年の供養のお祭りでした。姉一家、甥とその子も一緒に。それにうれしいことに、私の長男一家も東京から来てくれて、孫も一緒。みんなで賑やかに過ごしました。娘が仕事の都合でこれなかったのが残念ですが、孫と一緒に温泉につかって、本当に幸せな時でした。今日は松江城に行くつもりです。雨が残念ですが、もし動いていれば、お堀の船に乗りたいと思っています。

1


村中璃子先生のスピーチ、今日で終わります。この中に書かれている、池田氏の論文については前々回紹介した以前の私のブログにも書いています。すでに、厚労省からも見解が出ていますが、ねつ造の論文を大々的にテレビのニュース番組で報道した時のことをまざまざと覚えています。


それまでも、私も一貫してワクチンの安全性については、揺るぎない信念をもっていました。 いろいろな人から、心配して問われても、大丈夫と答えてきました。これは、いわゆる薬害と違って、組織的に作りだされたものと。それでも、このニュースが流れた時、そんなバカな、と思いながらも、脳に沈着した物質があると科学的に証明されたという報道に、驚いたものです。

それが、こんなねつ造だったとは。報道する人は、チャンと広く多くの人から取材をして、いわゆる「裏を取る」という作業をしなければ。数々の「副作用」とされるものは、ワクチンのせいではなく、思春期に起こりうる様々な症状で、これがすべてワクチンのせいとされ、HANSなどというあたかも新しい病気の一種であるような報道がなされました。ホルモン的に成熟した女性のほとんどに起こる「生理痛」さえも、「HANS」とされているのです。生理痛で来た高校生のお母さんから、半年前にうったワクチンのせいではないでしょうかと言われて、絶句したこともあります。ダイエットにより月経が停まった少女さえ、ワクチンのせいではないかと。


日本では国家賠償請求訴訟が終わるまでには10年を要すると言われる。また、訴訟が終わるまで、接種再開を決断できる首相や官僚は出ないだろうとも言われる。よって、もし子宮頸がんワクチン接種再開まであと10年を待つ必要があるとすれば、日本人の産婦人科医は、いったいいくつの子宮を掘りだせばいいのだろうか。

答えは「10万個」だ。

掘り出した10万個の子宮を想像してほしい。その持ち主である女性たち、そこから生まれ母を失った子どもたちを。そこから生まれてくるはずだった子どもたちを。

一方、私の古巣でもある、世界保健機関(WHO)のワクチンの安全性に関する諮問委員会GACVSは、今年7月に出した子宮頸がんワクチンに関する最新の安全性評価をこう結んでいる。

“科学的分析とは裏腹に、世界では症例観察に基づく誤った報告や根拠のない主張が注目を集めている。合理的根拠に乏しい主張によって接種率の低下する国が増え、実害をもたらしていることに対し、委員会は引き続き懸念を表明する。今後もモニタリングを続け、大規模データの解析を通じてワクチンへの信頼を維持していくことが大切だが、その過程で結論を焦り、文脈を無視した、確たるエビデンスのないアーチファクト(二次的な事象)が観察されることがある。これこそが「挑戦」だ”

長く大変な道のりだった。しかし、私は今日、このような素晴らしい賞を受賞することができた。私はこの2017年ジョン・マドックス賞を与えられたという事実を、こうした子宮頚がんワクチンをめぐるアーチファクトやオルタナティブファクトに対し、世界中で行われている挑戦の象徴として受け止めている。

しかしながら、この場を借りて1つだけお願いしたいことがある。今週に入ってから、9番目に話をした出版社である平凡社から、本の刊行を決定したという連絡をもらった。本はできている。私の夢はこの本が、世界中の病院やクリニックの待合室に置かれて読まれることである。ぜひ海外の版元にも、この本の翻訳・刊行をお願いしたい。本のタイトルは「10万個の子宮」という。

推薦してくれた日本産婦人科医会の木下勝之先生、石渡勇先生、北海道大学小児科の有賀正先生、国立成育医療センターの五十嵐隆先生に感謝します。私を信じてくれた京都大学医学研究科の本庶佑先生、松田文彦先生、ウェッジ元編集長の大江紀洋さんと、私の次の仕事を辛抱強く待っていてくれる読者の皆さんに感謝します。そして、何よりも、私の不在と上の空に耐え支えてくれた家族と、このような形で私に名誉を与えてくれたジョン・マドックス賞関係者の皆さんに心からの感謝の意を表します。

本日はこのような名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございました。

*     *     *     * 

書名をクリックするとアマゾンから予約できます。

村中璃子『10万個の子宮──あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか』 平凡社 2018年2月刊予定


まだまだワクチンについてはお話したいことがあります。もう少し続けますね。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

村中璃子さん、授賞式での講演2.

日本の女性行政は実はとても貧しいのです。保育所が少なくて働くことができないとか、女性の職場は圧倒的に非正規であるとか、それらはよく知られていることです。それよりも、女性の体に関することfはほとんど知られていません。

例えば、低用量ピルが日本で認可されたのは、欧米に遅れること40年です。とっくに臨床試験も終わり(私たちも大学病院時代や勤務医の時代にはこれでもかというほど試験をしました。)もう認可されるだろうと待ち続けました。認可されないから、日本の女性たちは中用量ピルを使うしかありませんでした。

やっとやっと認可されたと思ったら、すさまじい「副作用」宣伝です。副効用については、何ら触れることなく。例えば、避妊だけでなく、月経痛が楽になるとか、子宮内膜症の進行が抑制されるとか、卵巣がんが減るとかそんなことはほとんど知らされることがありませんでした。

緊急避妊薬の「ノルレボ錠」、世界中で使われても、日本では認可されませんでした。仕方がないので、日本の女性は中用量ピルをドーンと日頃の4 倍も飲んで代用するしかありませんでした。ひどい副作用で嘔吐しながら耐えました。よーやっと認可されたのは、世界中のラスト六か国です。イラン、イラク、アフガン、ペルー、北朝鮮、そして日本、こうなってやっと認可されました。

そして、この子宮頸がん予防ワクチンです。これが日本で認可されたのは、世界の中でほぼ100か国めなのです。子宮頸がんはウィルスでなる、このウィルスを発見した人はノーベル賞をもらいました。ウィルスだから、ワクチンを、これが急いで開発され、実用化され、世界中で使われても、日本は本当になかなかで、やっと百番目に認可されたのでした。

これら、全て世界の中で圧倒的に遅れを取っているのは、お金と票などの力を持っている団体が政治を動かしているから。「ピルなんか認可すると、若い女がこれで妊娠しないからとセックスをしまくるようになる、社会が乱れる」「緊急避妊なんか認めると、あとで薬飲んだらいいいじゃないと若い女がセックスをしまくるようになる、社会が乱れる」「子宮頸がん予防ワクチンなんか認めると、これでがんにならなくなったのだから、セックスをしてもいいじゃないと若い女がセックスをしまくるようになる」

性教育に反対するのと同じ団体が、力をふるってきました。それらに対して、「科学」で明確に、正確に反論し、問題提起をしているのが、村中璃子さんです。彼女の業績を評価し、賞賛するのは外国の方々であり、こんなすごい賞を受賞しても、日本のマスコミはほとんど報道しません。

3

村中先生の受賞式での講演の続きを転載します。長いので、後半の半分のみにさせて頂きます。続きは明日に転載しますね。

『メディアを通じて、子宮頸がんワクチンの危険性を煽るミスリーディングな映像とストーリーが日本社会に広まっていったある日、厚労省が指定した子宮頸がんワクチン副反応研究班の主任研究者で信州大学の元教授だった神経内科学医、池田修一氏が、厚労省の成果発表会である衝撃的なマウス実験の結果を発表した。池田氏は当時、信州大学の副学長で医学部長を務めていた人物である。

池田氏は「子宮頸がんワクチン」と書かれたマウスの脳切片だけが緑に光る、白い円でその部分を強調した画像を見せながらこう言った。

「明らかに脳に障害が起きている。子宮頸がんワクチンを打った後、脳障害を訴えている少女たちに共通した客観的所見が提示されている」

池田氏によれば、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、子宮頸がんワクチンをそれぞれマウスに接種して10か月後に脳を観察したところ、子宮頸がんワクチンを打ったマウスの脳だけに異常な自己抗体が「沈着」したという。池田氏のこの発表は、夜の人気ニュース番組でも放送された。

それから2週間後の3月末、子宮頸がんワクチンの被害を訴える人たちが、日本政府とワクチン製造企業を相手取った集団提訴を予告する記者会見を行った。日本政府は、積極的接種勧奨の「一時的」差し控えを継続。そして、「一時的」が3年にも及んだ昨年7月27日、日本政府は世界初の子宮頸がんワクチンによるものだという被害に対する国家賠償請求訴訟を起こされた。

数か月にわたる調査の末、私はマウス実験をデザインし、実施した研究者を探しだした。研究者は私に、池田氏が発表した脳切片は、実はワクチンを打っていないマウスの脳切片だと語った。ワクチンを打ったのは、数か月の加齢だけで自己抗体が自然にできる非常に特殊な遺伝子改変マウスだった。このマウスから、自己抗体たっぷりの血清を採り、別の正常マウスの脳切片にふりかけ、写真を撮ったという。

用いたマウスの数は、各ワクチンについて「マウス1匹」。投与したワクチンはヒトへの投与量の100倍だった。

私は池田氏が発表したこの実験を「捏造」と書いた。

池田氏は「他の研究者がつくったスライドセットから1枚のスライドを引用しただけなので、捏造とは名誉棄損である」といって私を訴えてきた。池田氏の弁護士は「争点は、子宮頸がんワクチンの科学の問題ではなく、捏造という表現の問題だ」と主張した。池田氏の弁護士は、日本における主要薬害訴訟で原告側に立ち、中心的な役割を果たしたことで有名な人物である。

被害者団体の行動は非常にプロフェッショナルだった。抗議の行き先はメディアの編集部ばかりではなかった。時には出版社の株主の社長室であり、時には株主の会社に影響力のある政治家のところだった。元東京都知事の娘で被害者団体と親しいNHKプロデューサーは、私の住所や職場や家族構成を知ろうと熱心だった。私と家族には山のような脅迫のメッセージが届いた。

メディアは、私を使うのを止めた。連載はすべて打ち切られた。刊行日が公表され、著者近影の撮影も終わり、表紙と帯までできていた書籍の刊行も中止となった。その後、日本を代表する8つの出版社に刊行を打診したが、すべての出版社が同じことを言った。

「非常によく書けた、読み応えのある作品です。でも、今はわが社からは刊行できません」

日本では毎年、3000の命と1万の子宮が失われている。

母校北海道大学で講演をした際、ひとりの若い産婦人科医が私にこう尋ねた。

――僕たちだけあとどのくらい子宮を掘り続ければいいんですか。
子宮を「掘る」、すなわち子宮を摘出するという意味だ。』

また、明日に続きますね。


『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«村中璃子さん、授賞式での講演